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夢二というデザイナー
夢二の絵が好きというより、夢二のフォント、着物のテキスタイル、装丁などが好き。デザイナーとしての夢二の多彩さがわかる。実際に着物のデザインもして、当時流行していたらしいので、人気イラストレーターみたいな印象だったのかも。少女向け雑誌の付録などもあり、中原淳一と共通点も多い印象。 欧米滞在中のスケッチは、なんとなく平面的で、線の輪郭表現が、日本画っぽさを感じる。でも夢二のデザインする鮮やかで今見ても充分かわいい色遣いは少し西洋的な影響もあったのかもしれない。
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叙情的な作風と限りない愛を求めた自由奔放な生き方で今なお多くのファンを魅了する画家・竹久夢二(1884〜1934)。
1905(明治38年)に22歳でデビューして以来、新聞の飾り絵であるコマ絵や挿絵を数多く発表しました。その叙情的な作品は「夢二式美人画」と呼ばれ、「大正の浮世絵師」とも称されます。
本展では、日本有数の夢二コレクターである中右瑛(なかうえい)氏の貴重な所蔵品の中から、肉筆画や版画、デッサンのほか、夢二最後の旅である滞欧・滞米時のスケッチなどを特別公開。哀愁とロマンあふれる夢二の世界を紹介します。
会期 | 2022年8月6日(土)~2022年9月4日(日) |
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会場 | 石川県立美術館 Google Map |
住所 | 石川県金沢市出羽町2-1 |
時間 |
9:30~18:00
(最終入場時間 17:30)
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休館日 | 会期中無休 |
観覧料 | 一般 1,100円(900円) 高校・大学生 800円(600円) 小・中学生 500円(300円)
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TEL | 北陸中日新聞事業部 076-233-4642(平日10:00~17:00) |
URL | https://www.hokuchu-event.com/pickup/takehisa-yumeji/ |
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夢二の絵が好きというより、夢二のフォント、着物のテキスタイル、装丁などが好き。デザイナーとしての夢二の多彩さがわかる。実際に着物のデザインもして、当時流行していたらしいので、人気イラストレーターみたいな印象だったのかも。少女向け雑誌の付録などもあり、中原淳一と共通点も多い印象。 欧米滞在中のスケッチは、なんとなく平面的で、線の輪郭表現が、日本画っぽさを感じる。でも夢二のデザインする鮮やかで今見ても充分かわいい色遣いは少し西洋的な影響もあったのかもしれない。
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メモ魔という夢二のノートに描いたようなデッサン、欧米でのデッサンなどがみられる。珍しい油絵や関東大震災のペン画もあったり、掛け軸の表具もモダンでお洒落。木版や婦人グラフの表紙や挿絵、セノオ楽譜などは、大正ロマンの夢二らしいものがたくさんみられる。
子ども用の付録の双六など、みていて楽しく可愛らしい。
大正ロマンといわれる女性を描いたものが好きで観に行きましたが、着物と女性の姿の美しさと色彩と柄の組み合わせがとても魅力的でした。
今回は行けませんでしたが、併設カフェのル ミュゼ ドゥ アッシュでは半券でドリンク割引も。(平日限定など割引できる日が決まってます)
金沢は夢二ゆかりの地でもあるので、夢二館などもまわってみても良いかも。
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