この展覧会についてABOUT THIS EXHIBITION
戦後40年にわたり、日本各地の草屋根民家のある風景を描き続けた洋画家・向井潤吉(1901-1995)。向井の作品は、失われゆく民家とそれを取り巻く周囲の自然環境を主題とし、そこに人物が大きく描かれることはほとんどありませんでした。
しかし、一つひとつの作品を注意深く見ていくと、軒先の洗濯物や、作業に勤しむ人々の姿などが点景として描き入れられていることに気づきます。こうしたモチーフは絵画上のさりげないアクセントとなり、また、画面全体に穏やかな日々の営みのリズムをもたらし、描かれた民家がより生彩を帯びて感じられます。
本展では向井潤吉が画面に込めた暮らしの気配にフォーカスし、油彩、水彩あわせて約30点の作品を紹介します。それぞれの風土に根ざした、人々の生活の息遣いを感じ取っていただければ幸いです。
開催概要EVENT DETAILS
会期 | 2022年4月1日(金)~2022年9月11日(日) |
---|---|
会場 | 世田谷美術館分館 向井潤吉アトリエ館 Google Map |
住所 | 東京都世田谷区弦巻2-5-1 |
時間 | 10:00~18:00 (最終入場時間 17:30) |
休館日 |
月曜日 7月19日(火) ※ただし7月18日(月・祝)は開館 |
観覧料 | 一般 200円(160円) 大高生 150円(120円) 65歳以上・中小生 100円(80円)
|
TEL | 03-5450-9581 |
URL | http://www.mukaijunkichi-annex.jp/ |
世田谷美術館分館 向井潤吉アトリエ館の情報はこちらMUSEUM INFORMATION
感想・評価 | 鑑賞レポートREVIEWS
あなたも感想・評価を投稿してみませんか?
感想・評価を投稿する
より詳しい鑑賞レポート 《600文字以上》のご投稿はこちらから。
ページ枠でご紹介となります。
鑑賞レポート《600文字以上》を投稿する
周辺で開催中の展覧会も探してみて下さい。
東京都世田谷区で開催中の展覧会