4.0
リアルの考え方が変わります!
※安本亀八氏作の「相撲生人形」の組み立て展示が会期の後半だったので、それを待って見に行きました。
”写実”とは存在する対象物をそのまま2次元や3次元で表現する、作者の観察眼を反映した”技術”にポイントがあるものと思っていましたが、今回の展示によってそれは偏った考え方と気付かされました。
今回出展された作家はどなたも「生」や「存在」を”写実”で表現するという創作スタンスで、古来から現代まで変わらない姿勢があるものだと。
中でも義手や漆芸の作品は”写実”の範疇を特に広げていただいたものでした。