常設展「岡本太郎と夜―透明な渾沌」

川崎市岡本太郎美術館

  • 開催期間:2022年1月20日(木)~2022年5月8日(日)
  • クリップ数:9 件
  • 感想・評価:1 件
常設展「岡本太郎と夜―透明な渾沌」 川崎市岡本太郎美術館-1
常設展「岡本太郎と夜―透明な渾沌」 川崎市岡本太郎美術館-2
常設展「岡本太郎と夜―透明な渾沌」 川崎市岡本太郎美術館-3
常設展「岡本太郎と夜―透明な渾沌」 川崎市岡本太郎美術館-4
常設展「岡本太郎と夜―透明な渾沌」 川崎市岡本太郎美術館-5
常設展「岡本太郎と夜―透明な渾沌」 川崎市岡本太郎美術館-6
《夜》1947年
《黒い太陽》1949年
《若い時計台》1966年
《星・花・人》 1971年
《太陽》1985年
《夜の会合》1973年
常設展「岡本太郎と夜―透明な渾沌」 川崎市岡本太郎美術館-1
常設展「岡本太郎と夜―透明な渾沌」 川崎市岡本太郎美術館-1
常設展「岡本太郎と夜―透明な渾沌」 川崎市岡本太郎美術館-1
常設展「岡本太郎と夜―透明な渾沌」 川崎市岡本太郎美術館-1
常設展「岡本太郎と夜―透明な渾沌」 川崎市岡本太郎美術館-1
常設展「岡本太郎と夜―透明な渾沌」 川崎市岡本太郎美術館-1

この展覧会についてABOUT THIS EXHIBITION

「夜―透明な渾沌」、この言葉は岡本の著書、『わが世界美術史 美の呪力』の章タイトルです。「岡本太郎と夜」、この組み合わせは一見意外に思えるかもしれません。《太陽の塔》や、原色を多用した鮮烈な色彩―こうしたイメージからか、ときに「太陽の人」と呼ばれた岡本ですが、岡本と夜の関係は思いのほか、深いものなのです。「太陽の輝くとき、だが絢爛なる陽をあおいで、ふり向くと、広大な夜がひろがる。」と言うように、岡本が太陽を見つめるとき、その眼差しは夜にもまた向けられていたのでした。

代表作のひとつでもある《夜》をはじめとし、1948年に結成した芸術団体「夜の会」も、岡本を語るうえで欠かせないでしょう。さらに岡本の描いたさまざまな「夜」を、著作における言葉を引用しながら展示します。

本展では、「夜」というキーワードによって岡本作品を読み解くことで、その新たな一面を紹介します。そして、岡本が「透明な渾沌」と称した夜の世界観を体感していただければ幸いです。

開催概要EVENT DETAILS

会期 2022年1月20日(木)~2022年5月8日(日)
会場 川崎市岡本太郎美術館 Google Map
住所 神奈川県川崎市多摩区枡形7-1-5 生田緑地内
時間 9:30~17:00 (最終入場時間 16:30)
休館日 月曜日 
2月24日(木)、3月22日(火)
※ただし3月21日、5月2日を除く
観覧料 ●1月20日(木)~2月18日(金)
※常設展のみ開催
一般 500円(400円)
高・大学生・65歳以上 300円(240円)
●2月19日(土)~5月8日(日)
※企画展とのセット料金
一般 700円(560円)
高・大学生・65歳以上 500円(400円)
  • ※( )内は20名以上の団体料金
    ※中学生以下は無料
TEL044-900-9898
URLhttps://www.taromuseum.jp/

川崎市岡本太郎美術館の情報はこちらMUSEUM INFORMATION

川崎市岡本太郎美術館 川崎市岡本太郎美術館

感想・評価 | 鑑賞レポートREVIEWS

5.0

岡本太郎と夜

青山にある岡本太郎記念館は行ったことがありますが、川崎市岡本太郎美術館は初めての訪問です。
企画展として「第25回岡本太郎現代芸術賞(TARO賞)」というのも開催していますが、常設展の「岡本太郎と夜―透明な渾沌」の感想です。岡本太郎というと《太陽の塔》など明るい昼間のイメージが強いのですが、「夜」との関連は意外と深いということで、「夜」というキーワードによって岡本作品を読み解くことで、その新たな一面を紹介するというのが展示の趣旨です。
≪夜≫というタイトルの作品がポイントになります。この作品を発表した翌年1948年に、評論家の花田清輝と岡本太郎が発起人となり、前衛芸術の研究会「夜の会」を結成したことなど、解説がされています。
夜を直接テーマにしていない作品でも、バックを黒にしたり、対象物を黒で引き立たせたりしている作品が結構ありました。≪太陽の塔≫の裏側にも、黒い太陽が描かれています。
岡本太郎に影響を与えたご両親について解説した常設展示もあり、勉強になりました。

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出展作品・関連画像IMAGES

《夜》1947年

《黒い太陽》1949年

《若い時計台》1966年

《星・花・人》 1971年

《太陽》1985年

《夜の会合》1973年

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