この展覧会についてABOUT THIS EXHIBITION
明治ほど、その工芸から「熱量」が伝わってくる時代はありません。器の表面から飛び出すほどの彫刻的な細工が施された陶器や金属器、まるで生きているかのようにリアルな表情を見せる動物の置物など、私たちの視線をとらえて放しません。
そこには江戸から明治へと社会構造が大きく変化した時代にあって、どうにか活路を見出そうとする工芸家たちの必死さがあらわれているようです。
ひるがえって現在、急速に進むデジタル化のなかで、私たちの生活も大きな変化の只中にあります。インターネットによる情報化や新たなデジタル機器は、モノづくりの領野にも確実に影響を及ぼしています。
社会構造の変化に、工芸家たちはどのように立ち向かってきたのでしょうか。本展では、明治から現代までの工芸作品を通して、変化し続ける工芸家たちの姿を見つめます。
開催概要EVENT DETAILS
会期 |
2021年10月9日(土)〜2021年12月12日(日)
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会場 |
国立工芸館
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住所 | 石川県金沢市出羽町3-2 |
時間 |
9:30〜17:30
(最終入場時間 17:00)
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休館日 |
月曜日 ※10月25日、11月1日は開館 |
観覧料 | 事前予約制(日時指定) 一般 500円(400円) 大学生 300円(150円)
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TEL | 050-5541-8600(ハローダイヤル) |
URL | https://www.momat.go.jp/cg/ |
国立工芸館の情報はこちらMUSEUM INFORMATION
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出展予定作品・関連画像IMAGESS

鈴木長吉《十二の鷹》1893年 重要文化財 (飾り布復元前) 東京国立近代美術館蔵 撮影:エス・アンド・ティ フォト

鈴木長吉《十二の鷹》(12番)1893年 重要文化財 東京国立近代美術館蔵 撮影:エス・アンド・ティ フォト

東京国立近代美術館工芸館開館告知チラシ 1977年

駒井音次郎 《鉄地金銀象嵌人物図大飾皿》1876-85年頃 登録美術品

七代錦光山宗兵衛《上絵金彩花鳥図蓋付飾壺》1884-97年頃 東京国立近代美術館蔵 撮影:アローアートワークス©2005

初代宮川香山 《鳩桜花図高浮彫花瓶》1871-82年頃 東京国立近代美術館蔵 撮影:アローアートワークス©2005

鈴木長吉《十二の鷹》(1番)1893年 重要文化財 東京国立近代美術館蔵 撮影:エス・アンド・ティ フォト

鈴木長吉《十二の鷹》(3番)1893年 重要文化財 東京国立近代美術館蔵 撮影:エス・アンド・ティ フォト

鈴木長吉《十二の鷹》(8番)1893年 重要文化財 東京国立近代美術館蔵 撮影:エス・アンド・ティ フォト