この展覧会についてABOUT THIS EXHIBITION
岩手県立美術館では、これまでいくつかの展覧会を通じて、岩手の現在のアートシーンを紹介してきました。
なかでも、2011年に開催した「'70、'80年代生まれの美術家たち、IMA(いま)ここで」と「私たちがIMA(いま)在ること -7人の現代美術家たちによる」は、東日本大震災発生により予定していた企画展が全て中止となった事態を受け、作家たちの協力のもと急遽企画されたもので、美術館活動の意義や美術と社会の係わりなど、美術と美術館をめぐる本質的な問題と改めて向き合うとともに、作品を創ることや見ることが生きる力の源になり得ると再確認した意義深い展覧会となりました。
本展はこれらふたつのグループ展の後継企画として位置づけられるもので、出品作家である長谷川誠、山本英治、泉田之也、細川憲一、千葉奈穂子、本田恵美、尾崎森平の7名は、近年印象的な活動を展開している存在として、岩手県立美術館の学芸員ひとりひとりが注目して選んだ、岩手ゆかりの現代美術家たちです。
彼らは作品を通じて何を語ろうとしているのか。そして、私たちは彼らの作品からどのような世界を見いだせるのか。岩手県立美術館が開館して15年、東日本大震災から5年目にあたる節目の年である2016年の「いま(IMA)」、岩手の美術や美術館のあり方について、ふたたび考える機会です。
開催概要EVENT DETAILS
会期 |
2016年9月3日(土)~2016年10月16日(日)
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会場 |
岩手県立美術館
![]() |
住所 | 岩手県盛岡市本宮字松幅12-3 |
時間 |
9:30~18:00
(最終入場時間 17:30)
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休館日 |
月曜日 (ただし9月5日、9月19日、10月10日は開館)、9月20日 |
観覧料 | 一般 800円(650円) 高校生・学生 500円(400円) 小学生・中学生 300円(250円)
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TEL | 019-658-1711 |
URL | https://www.ima.or.jp/ |
岩手県立美術館の情報はこちらMUSEUM INFORMATION
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出展作品・関連画像IMAGES

尾崎森平 《林檎の木》 2013-14年

長谷川誠 《森のしずく》 2014年 撮影:千葉奈穂子

山本英治 《青竜、猿ヶ石サマ、来臨ス。》 2014年

本田恵美 《あめつちのいえ3》 2015年 撮影:いわねスタジオ

細川憲一 《ラプラタ》 2012年

泉田之也 《片》 2016年

千葉奈穂子 《身不知柿》 2012年 ©CHIBA Naoko