この展覧会についてABOUT THIS EXHIBITION
情報に生命は宿るかーバイオテクノロジーとアートの融合
新しい技術が普及した近未来の問題を題材にした作品で国際的な議論を巻き起こしてきたアーティストユニットBCLが、現在の日本のポップカルチャーの代表格としてインターネット上で世界的な人気を誇る歌声合成ソフト「初音ミク」に遺伝子と細胞を与え、生命/非生命の境界、そして二次創作や芸能/芸術のはざまで育まれる現代日本の特異な想像力の可能性を探究します。
◆BCL
芸術を通して、科学やデザインなどの領域を超えた研究、実践を行うアーティスト集団。 2004年にゲオアグ・トレメルと福原志保によってロンドンにて立ち上げられた。2007年に活動拠点を東京に移し、 国内外の美術館での展示やコラボレーションを行う。 2014年に吉岡裕記とフィリップ・ボーイングが参加。近年は特に、バイオテクノロジーの発展が与える社会へのインパクトや、水環境問題について焦点を当てている。また、それらにクリティカルに介し、閉ざされたテクノロジーを人々に開いていくことをミッションとしている。代表作に家族の遺伝子を樹のDNAに入れて「生きた墓標」をつくるプロジェクト「Biopresence」(2004)など。
福原志保
1976年新潟県出身。2003年、英国王立美術院大学院修了。現在、ハーバード大学医学部遺伝子工学科客員研究員。
ゲオアグ・トレメル
1977年オーバープレンドルフ(オーストリア)出身。2003年、英国王立美術院大学院修了。現在、東京大学医科学研究所ヒトゲノム解析センター特任研究員。
吉岡裕記
1985年生まれ。多摩美術大学卒業。現在、早稲田大学理工学術院電気・生命情報工学科嘱託研究員。
フィリップ・ボーイング
1990年デトモルト(ドイツ)出身。2014年、ロンドン大学卒業。現在、ロンドン大学研究助手
開催概要EVENT DETAILS
会期 |
2015年9月19日(土)~2016年3月21日(月・振)
2024年1月1日に発生した地震の影響による施設設備の点検・整備のため、当面の間、臨時休館。詳細は美術館のサイトをご確認ください。
|
---|---|
会場 | 金沢21世紀美術館 Google Map |
展示室 | 金沢21世紀美術館 展示室 |
住所 | 石川県金沢市広坂1-2-1 |
時間 |
10:00~18:00
|
休館日 |
月曜日 1/12(ただし1/11、3/21は開場) |
観覧料 | 一般=1,000円(800円) 大学生=800円(600円) 小中高生=400円(300円) 65歳以上の方=800円 ※( )内は団体料金(20名以上)
|
TEL | 076-220-2800 |
URL | https://www.kanazawa21.jp/data_list.php?g=17&d=1726 |
金沢21世紀美術館の情報はこちらMUSEUM INFORMATION
感想・評価 | 鑑賞レポートREVIEWS
あなたも感想・評価を投稿してみませんか?
感想・評価を投稿する
より詳しい鑑賞レポート 《600文字以上》のご投稿はこちらから。
ページ枠でご紹介となります。
鑑賞レポート《600文字以上》を投稿する
周辺で開催中の展覧会も探してみて下さい。
石川県で開催中の展覧会