3.0
さまざまなエビス様信仰
関西人だとえべっさんでおなじみの恵比寿様。七福神唯一の日本の神様としてもお馴染みだが、意外とルーツは蝦夷(エミシ)から来た遠い土地から来た神様とのこと。商売繁盛の神様としてのイメージが強いが、大漁満足の漁師神としての姿や農村における五穀豊穣の神様としての姿などさまざまな福の神としての性格を持つ。そんな多様な姿の恵比寿様の信仰がわかる展示。
美術館・展覧会情報サイト アートアジェンダ - 日本全国314の美術館・博物館と713の開催中&開催予定の展覧会をご紹介中!
いつも笑顔で福々しいエビスは、私たちにとって最も身近で親しみ深い神のひとつです。しかし、エビス信仰の起源や、各地で受容されていく過程には不明な点が多く、信仰の要素も多様で複雑です。
現在エビスは、福神として漠然と認識される傾向にありますが、元来、漁業の神をはじめとして、商業の神、農業の神といった、生業と結びついた性格の強い神です。
国立歴史民俗博物館では、エビス信仰の中心のひとつである西宮神社の吉兆をはじめとして、漁師が着用した晴着の万祝(まいわい)や商家のエビス講を描いた錦絵、農家でまつられた恵比寿大黒像、エビスまわしの阿波人形など、エビス信仰の諸相を示す資料を多数収蔵しています。
本展示では、にぎやかで楽しいエビスの姿をとおして、エビス信仰の諸相を紹介します。
会期 |
2021年7月27日(火)~2022年1月10日(月・祝)
|
---|---|
会場 |
国立歴史民俗博物館
![]() |
展示室 | 第4展示室 特集展示室 |
住所 | 千葉県佐倉市城内町117 |
時間 |
9:30~17:00
(最終入場時間 16:30)
|
休館日 |
月曜日 (月曜日が休日の場合は開館し、翌日休館 ) 年末年始(12月27日~1月4日) ※8月10日(火)は開館 |
観覧料 | 一般 600円 大学生 250円 高校生以下 無料
|
TEL | 050-5541-8600 (ハローダイヤル) |
URL | https://www.rekihaku.ac.jp/ |
3.0
関西人だとえべっさんでおなじみの恵比寿様。七福神唯一の日本の神様としてもお馴染みだが、意外とルーツは蝦夷(エミシ)から来た遠い土地から来た神様とのこと。商売繁盛の神様としてのイメージが強いが、大漁満足の漁師神としての姿や農村における五穀豊穣の神様としての姿などさまざまな福の神としての性格を持つ。そんな多様な姿の恵比寿様の信仰がわかる展示。
あなたも感想・評価を投稿してみませんか?
感想・評価を投稿する
より詳しい鑑賞レポート 《600文字以上》のご投稿は、
こちらから。ページ枠でご紹介となります。
鑑賞レポート《600文字以上》を投稿する
周辺で開催中の展覧会も探してみて下さい。
千葉県で開催中の展覧会
豪商恵比寿講祝の図 明治22年(1889) 国立歴史民俗博物館蔵(期間限定公開)
恵比寿大黒模様型染万祝 昭和28年(1953)国立歴史民俗博物館蔵(期間限定公開)
引札(恵比寿大黒)明治39年(1906) 個人蔵(期間限定公開)
鰹のエビス像 複製 年代不詳 国立歴史民俗博物館蔵
エビス神像 年代不詳 国立歴史民俗博物館蔵
オイベッサー 現代 国立歴史民俗博物館蔵
エビスマワシ 復元 年代不詳 国立歴史民俗博物館蔵
看板 恵比寿黒ビール 明治時代 個人蔵