この展覧会についてABOUT THIS EXHIBITION
『機動戦士ガンダム』(1979年)、『ガンダム Gのレコンギスタ』(2014年)などの「ガンダム」シリーズの他、『伝説巨神イデオン』(1980年)、『聖戦士ダンバイン』(1983年)といった数多くのオリジナルアニメーションの総監督を務め、国内外のアニメシーンに多大な影響を与えてきた富野由悠季(1941年神奈川県小田原市生まれ)のこれまでの仕事を回顧、検証する初の展覧会を開催します。
「虫プロダクション」に入社して『鉄腕アトム』制作に関わった駆け出しのころから現在に至るまで、55年間に渡る富野の仕事を通覧します。そして彼がこれまで監督してきた各作品の映像的特質を、富野直筆の絵コンテや、富野と仕事を共にしたクリエーターたちのデザイン画、原画、撮影に使われたセル画などの原資料を元に検証します。また、自らの作品世界を掘り下げた小説、主題歌等の作詞、様々な分野の人々との対話など、富野のマルチな活動と才能も見逃せません。本展では、こうした側面にも焦点を当てます。時代や人々に与えてきた影響と、彼が訴え続けたメッセージとは何かを紐解きます。
◆ 富野由悠季(とみのよしゆき)
1941年11月5日、神奈川県小田原市生まれ。1964年、日本大学芸術学部映像学科卒。同年に虫プロダクションへ入社しアニメの制作現場に入る。1967年に虫プロを退社し、フリーとして様々なアニメの制作に参加。1972年の「海のトリトン」で初監督。1976年に設立された日本サンライズ(現サンライズ)の初オリジナル作品「無敵超人ザンボット3」(1977年)で総監督を務める。以降、サンライズを拠点として空前の大ブームを巻き起こした「機動戦士ガンダム」(1979年)などのガンダムシリーズや「伝説巨神イデオン」(1980年)、「聖戦士ダンバイン」(1983年)など、多くの話題作を手掛ける。現在は2014年に放映された「Gのレコンギスタ」に新作カットを追加。新作カットを追加し、本編を再編集した劇場版「Gのレコンギスタ」(全5部作)が順次公開されている。2019年、文化庁長官表彰。
開催概要EVENT DETAILS
会期 | 2021年11月17日(水)~2022年1月23日(日) |
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会場 | 北海道立近代美術館 Google Map |
住所 | 北海道札幌市中央区北1条西17丁目 |
時間 | 9:30~17:00 (最終入場時間 16:30) |
休館日 |
月曜日 年末年始 12月29日~2022年1月3日 1月11日(火) ※ただし、2022年1月10日(月)は営業 |
観覧料 | 一般 1,500円(1,300円) 高大生 1,000円(800円) 小中生 700円(500円) 未就学児 無料(要保護者同伴)
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TEL | HBC北海道放送事業部 011-232-1373(平日午前10時~午後5時) |
URL | https://www.tomino-exhibition.com/ |
北海道立近代美術館の情報はこちらMUSEUM INFORMATION
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