5.0
念願の作品を堪能、館蔵人物画名作展
前回の展覧会は関西で複数ホキ美術館の展覧会が開催されており、一部コレクションが貸し出されてましたが、今回はおすすめ人物名作展です。島村信之「日差し」生島浩「5:55」やっと観れました。今回は森本草介、島村信之、塩谷亮といった好きな作家の作品が多数出品されているのも嬉しい❗️写真では表現出来ない圧倒的な人物の存在感、おすすめ展覧会です。
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人物画にフィーチャーした展覧会です。人は人に関心があり、太古の昔から人との関係で生きてきました。人が人を描く。そのきっかけや描き方、テーマは実にさまざま、いろいろなストーリーがあります。そして描かれた人物は、絵の中でずっと生き続けます。ホキ美術館で最も所蔵が多いのは人物画ですが、そのなかから約75点を選びました。新作も含まれます。
出品数が多いのは美しい女性像と肌の表現に定評のある島村信之、理想化せずにアニメのモチーフを生かし細密に描く石黒賢一郎、まなざしの表現に特徴のある塩谷亮、自然の力に負けない強さをもつ女性像を描く小尾修、謎めいた雰囲気のなかで細密な女性像を描く生島浩、卓越した質感表現に定評のある五味文彦と続く、人物画を特徴とする作家たちです。写実絵画の巨匠、セピア色の筆跡を残さない静かな女性像を描く森本草介、人物の存在感を第一に描く野田弘志の作品も含みます。
またそのほか、若手作家では、三重野慶の第1回ホキ美術館大賞の特別賞受賞作《信じてる》、第2回ホキ美術館プラチナ大賞受賞の河野桂一郎《Annabell》も出品します。現代写実画家24作家の約70点からなる人物画の魅力をお届けします。なお、石黒賢一郎《INJECTION DEVICE の使用》、小尾修《止まり木》は初めての展示となります。
会期 |
2021年5月21日(金)~2021年11月7日(日)
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会場 |
ホキ美術館
![]() |
展示室 | ギャラリー 1・2 |
住所 | 千葉県千葉市緑区あすみが丘東3-15 |
時間 |
10:00~17:30
(最終入場時間 17:00)
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休館日 |
火曜日 火曜日が祝日の場合開館、翌日休館 / 8月17日(火)開館、8月25日(水)休館 |
観覧料 | 一般 1,830円 大学・高校生・65 歳以上 1,320円 中学生 910円 小学生以下 無料(ただし大人1人につき子ども2人まで)常設展含む |
TEL | 043-205-1500 |
URL | https://www.hoki-museum.jp/ |
5.0
前回の展覧会は関西で複数ホキ美術館の展覧会が開催されており、一部コレクションが貸し出されてましたが、今回はおすすめ人物名作展です。島村信之「日差し」生島浩「5:55」やっと観れました。今回は森本草介、島村信之、塩谷亮といった好きな作家の作品が多数出品されているのも嬉しい❗️写真では表現出来ない圧倒的な人物の存在感、おすすめ展覧会です。
4.0
徹底した写実主義に基づいた作品群が並び、至近距離で見ないと写真だと思うような緻密な筆致の絵画の数々が堪能できました。
5.0
緊急事態ですので夫と二人で感染予防に気をつけてつつ、自家用車で行きました。完全予約制なので前日までに予約が必要です。私が行った時は予約に余裕があり前日に予約できました。今回はホキを代表する人物画が惜しげもなく展示されており、写実が好きな人にはたまらない企画です。モデルさんの肌、動物の毛皮、透明な水、どれも絵なのに写真より現実味があって引き込まれるように見てきました。何故か、君は彼女の膝小僧を見たかい?というポアロのセリフが頭に浮かんできて。本当に、膝で年齢が解るくらい写実でした。
因みに、カフェはお休みでしたがレストランは営業していました。
5.0
日本初の写実絵画専門美術館といわれるホキ美術館に伺いました。梅雨から夏にさしかかり湿度も高いこの頃、ホキ美術館は涼し気な気分になれるとても行くには良い時期だったように思います。近くにはとても大きい公園があるので自然との調和も美術館を一層映えさせておりました。建物内は開放さを大事にした空間になっていて天気が良いと日の光が一層気分を落ち着かせてくれます。
今回の企画展はホキ美術館に一番多く所蔵している人物画のセレクトでした。絵画の展覧会は歴史的に古いものを鑑賞することが多いですが、こちらで展示されたものは制作年が最近のものが多かったので新鮮でした。現代の画家が描く人間の解釈がそれぞれに投影されていて、館内の雰囲気も相まって非常に透明感を感じる人物画が多かったです。
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島村信之 《日差し》 2009年 ホキ美術館
石黒賢一郎 《INJECTION DEVICEの使用》 2020年 ホキ美術館
塩谷亮《相韻》 2018年 ホキ美術館
小尾修《止まり木》 2021年 ホキ美術館
生島浩 《5:55》 2007-2010年 ホキ美術館
五味文彦 《帽子の女》 2019年 ホキ美術館
森本草介 《未来》 2011年 ホキ美術館
野田弘志 《聖なるものTHE-Ⅰ》 2009年 ホキ美術館
藤田貴也 《EIKO》 2014年 ホキ美術館