この展覧会についてABOUT THIS EXHIBITION
日本画と聞くと、「日本画は難しそう」「よくわからない」と感じる方も多いのではないでしょうか。確かに、学校で学ぶ機会がある水彩画などと違い、日本画を描いた経験がある人は少なく、馴染みがないために難しく感じてしまうのかもしれません。
伝統的な日本画は主に墨、岩絵具といった西洋絵画と異なる材料を使い、キャンバスではなく、和紙や絹などに描かれます。岩絵具は粒子の大きさによって色が微妙に変化し、繊細な発色が特徴です。また、端正な線や余白を活かした構図などは日本画の魅力であり、こうした表現には日本人の美意識も感じられます。日本画の知識を少し得るだけでも、作品をより深く、楽しく鑑賞することができるのではないでしょうか。
本展では、日本画の材料や技法といった基本的な解説とともに、近代日本画の巨匠たちの作品を紹介します。日本画のいろはを知り、日本画鑑賞の楽しさをぜひ味わってください。
◆ 主な出品作品
横山大観「鼬」「冬之夕」、竹内栖鳳「五月晴」、川端龍子「創夜」、菱田春草「春宵」、橋本関雪「遅日」、榊原紫峰「雪中棲小禽」、山元春挙「奥山の春図」、伊東深水「ささやき」、前田青邨「鵜」
開催概要EVENT DETAILS
会期 |
2021年6月1日(火)〜2021年8月30日(月)
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会場 |
足立美術館
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住所 | 島根県安来市古川町320 |
時間 |
9:00〜17:30
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休館日 |
年中無休 |
観覧料 | 大人 2,300円(1,900円/1,700円) 大学生 1,800円(1,500円/1,300円) 高校生 1,000円(800円/700円) 小中生 500円(400円/300円) ※( )内団体(20名以上/100名以上)割引 ※本料金で日本庭園や本館・魯山人館・新館で開催中の展覧会などすべてを観覧できます
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TEL | 0854-28-7111 |
URL | https://www.adachi-museum.or.jp/ |
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出展作品・関連画像IMAGES

橋本関雪「遅日」大正2年(1913) 足立美術館蔵

小林古径「木蓮」大正8年(1919) 足立美術館蔵

川端龍子「創夜」昭和9年(1934) 足立美術館蔵

横山大観「鼬」大正15年(1926) 足立美術館蔵

菱田春草「春宵」明治35年(1902) 足立美術館蔵

竹内栖鳳「瀑布」大正14年(1925) 足立美術館蔵