この展覧会についてABOUT THIS EXHIBITION
瀬戸正人(1953-)はタイ国ウドーンタニ市に、日本人の父とベトナム人の母の元に生まれ、61年に父の故郷である福島県に移り住みました。
東京写真専門学校(現・東京ビジュアルアーツ)卒業後、1981年よりフリーランスの写真家として活動を始め、96年には、特異な視点で都会に生きる人々を捉えた〈Silent Mode〉、〈Living Room, Tokyo 1989-1994〉で第21回木村伊兵衛写真賞を受賞、日本を代表する写真家の一人として高い評価を得ています。
タイと日本を往還しながら、半世紀以上にわたりアジア各地の人々の暮らしや表情、風土や自然、また社会にレンズを向けてきた瀬戸は、「写真は『記録』であると同時に『記憶』でもある」と語ります。
本展で紹介する作品群は、瀬戸自身の記憶とともに、何層にも折りたたまれた「記憶の地図」となって、見る者の前に鮮やかに浮かび上がらせることでしょう。
本展は、デビュー作〈バンコク、ハノイ1982-1987〉から最新作〈Silent Mode2020〉にいたる各時代の代表作によって、瀬戸が見たアジアの表情を紹介します。
◆ 瀬戸正人|SETO Masato
1953年、タイ国ウドーンタニ市に生まれる。61年に父の故郷で、福島県に移り住む。1975年、東京写真専門学校(現・東京ビジュアルアーツ)卒業。在学中、森山大道氏の紹介で、岡田正洋写真事務所に勤務、同時に深瀬昌久氏の助手を務める。1987年自らの発表の場として、ギャラリー〈Place M〉を開設。以降、写真集「《バンコク、ハノイ》1982-1987」で日本写真協会新人賞受賞をはじめ、第21回木村伊兵衛写真賞を受賞、1999年『トオイと正人』で第12回新潮学芸賞受賞など多数。
開催概要EVENT DETAILS
会期 |
2020年12月1日(火)~2021年1月24日(日)
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会場 | 東京都写真美術館 Google Map |
住所 | 東京都目黒区三田1-13-3 恵比寿ガーデンプレイス内 |
時間 |
10:00~18:00
(最終入場時間 17:30)
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休館日 |
月曜日 1月12日(火) ※ただし、1月11日(月・祝)は開館 |
観覧料 | 一般 700円(560円) 学生 560円(440円) 中高生・65歳以上 350円(280円)
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TEL | 03-3280-0099 |
URL | https://topmuseum.jp/ |
東京都写真美術館の情報はこちらMUSEUM INFORMATION
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