この展覧会についてABOUT THIS EXHIBITION
奈良大和路は、私たち日本人にとって「心のふるさと」と言われています。日本で最初の国家都市の礎が築かれたところであり、仏教文化が伝来し育まれた地でもあります。
そして古代の歴史や文化史を物語る遺産や遺跡、あるいは万葉人が心をかよわせ歌に詠んだ風物の故地などいたるところに点在し、今なお息づいています。
入江は「大和は、われわれ日本人の心のふるさとの地であり“まほろば”の地でもある」と語り、多彩な風物が残る奈良大和路を撮り続けてきました。
今回は「まほろばの夏」と題し、いかに大和の夏を表現しようとしたのか探ります。
◆関連イベント
「燈花会 in 写真美術館2016」
日時:8月14日(日)午後6時30分~午後8時
場所:写真美術館玄関前
講師:兼古健悟(当館技術員)
備考:講習・実習は午後6時から 申込不要
◆入江泰吉 Irie Taikichi プロフィール
1905(明治38)年11月5日、奈良市に生まれる。1931(昭和6)年、大阪に写真店「光藝社」を開き、文楽の写真家として活躍。1945(昭和20)年3月の大阪大空襲で自宅と店舗を焼失、奈良へ引き揚げる。同年11月17日、疎開先から戻る東大寺法華堂の仏像を目撃、アメリカに接収されるとの噂を聞き、写真に記録することを決意。以来、奈良・大和路の仏像、風景、伝統行事の撮影に専念。晩年には「万葉の花」を手がけるなど約半世紀にわたって撮り続けた。1992(平成4)年1月16日、86歳で逝去。同年4月、入江泰吉の全作品を収蔵した奈良市写真美術館が開館。2015(平成27)年3月、戦後から亡くなるまで暮らした住居を「入江泰吉旧居」として一般公開。
開催概要EVENT DETAILS
会期 | 2016年6月18日(土)~2016年8月28日(日) |
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会場 | 入江泰吉記念奈良市写真美術館 Google Map |
住所 | 奈良県奈良市高畑町600-1 |
時間 |
9:30~17:00
(最終入場時間 16:30)
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休館日 |
月曜日 ※但し、7月18日は開館)、7月19日(火)、8月5日(金)~8月8日(月) ※8月5日(金)~8月7日(日)は展示替えのため休館 |
観覧料 | 一般 500円 高校・大学生 200円 小・中学生 100円 団体(20名)2割引き
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TEL | 0742-22-9811 |
URL | https://naracmp.jp/ |
入江泰吉記念奈良市写真美術館の情報はこちらMUSEUM INFORMATION
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