この展覧会についてABOUT THIS EXHIBITION
風を動力源としてオランダの砂浜を疾駆する「ストランド(砂浜)ビースト(生命体)」。ボディ全体は黄色いプラスチックチューブで造形され、物理工学を基盤としたその動きは生き物を思わせるほどに滑らかで有機的です。
それらはオランダのアーティスト、テオ・ヤンセン(1948–)によって故国の海面上昇問題を解決するために生み出されました。作者亡き後も自立して砂浜で生き延びることを目指し、ストランドビーストは歩行、方向転換、危険察知などの機能を備え、さまざまな環境に適応していくためのシステムを獲得していきます。
生と死を繰り返し、遺伝子と遺伝情報を受け継ぎながら進化し続けてきた生命体は、芸術と科学という既存のカテゴリーを横断し、新たな可能性を私たちに提示しています。
本展では全長10mを超えるストランドビーストを含む10作品以上を紹介。実際に動く様子も体感できます。
◆ テオ・ヤンセン Theo Jansen
1948年、スフェべニンゲン(オランダ)に生まれる。デルフト工科大学にて物理学を専攻し、1975年に画家に転向。1990年、風の力で動く「ストランドビースト」の制作を開始。アートと科学を融合したその作品から「現代のレオナルド・ダ・ヴィンチ」とも称される。
開催概要EVENT DETAILS
会期 |
2021年7月3日(土)~2021年9月12日(日)
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会場 | 熊本市現代美術館 Google Map |
展示室 | ギャラリーⅠ・Ⅱ |
住所 | 熊本県熊本市中央区上通町2-3 びぷれす熊日会館3階 |
時間 |
10:00~20:00
(最終入場時間 19:30)
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休館日 |
火曜日 |
観覧料 | 一般 1,300円(1,100円) シニア(65歳以上) 1,000円(800円) 学生(高校生以上) 800円(600円) 中学生以下 無料
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TEL | 096-278-7500 |
URL | https://www.camk.jp/exhibition/theojansen/ |
熊本市現代美術館の情報はこちらMUSEUM INFORMATION
巡回展TRAVELING EXHIBITION
また、会期が変更など開催情報に変更が生じる場合がありますので、お出かけの際には、公式サイトにて最新情報をご確認ください。
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