5.0
すっかり引き込まれました
期待通り、凄く良かったです。
説明も所々にしっかりあって、作品と、熊谷守一のひととなりも合わせて堪能できました。
ここまでシンプルな線と形と色で、見る側を絵に引き込ませるのは凄い!
受付でプレゼントもいただけました。(小さいけど嬉しい❣️『牝猫』シール)
ちなみに別料金ですが、2階常設展示場で観た西田藤夫展も素晴らしかったです。
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“仙人”ではなく、“人間” 熊谷守一の真の像《リアル》に迫る
単純な形態と明瞭な色彩を特徴とする画風「モリカズ様式」で人々を魅了しつづける画人・熊谷守一(1880-1977)。明治・大正・昭和を貫く 97年の生涯と、70年を超える画業を全うし、その風貌と人柄から「画壇の仙人」「超俗の画家」と呼ばれています。
本展では熊谷がどのような人生を歩み、どのように絵と向き合ったのか、その真の姿を改めて見つめなおします。画業を辿る上で欠かせない代表作と、近年になって所在が明らかになった逸品を中心に、油彩画・日本画・書など約180点を通して、あるがままの「自分」を貫いた稀代の画人に迫ります。
◆ 熊谷守一とは
1880年岐阜県に生まれる。裕福ながら複雑な家庭に育ち、のち家の没落にあう。東京美術学校西洋画科選科を首席で卒業。同級生に青木繁がいた。実母の死を契機に30代の6年間を郷里で暮らし、うち最後の2冬は山奥で伐採した木を川流しで搬送する日傭(ヒヨウ)の仕事を体験する。1938年頃より、輪郭線と平面による独特な表現に移行し、近代日本洋画に超然たる画風を築く。欲の無い生き方とその風貌から「仙人」と呼ばれ、生き様、作品、書などが多くの文化人を魅了する。87歳のとき文化勲章の内定を辞退。俗世の価値観を超越した自由な精神で、ただ自由に自分の時間を楽しむことだけを願った生涯だった。1977年、97歳で亡くなる。1985年5月、自宅跡地に熊谷守一美術館が開館。2015年9月、郷里の岐阜県中津川市付知町に熊谷守一つけち記念館が開館。
会期 |
2021年2月11日(木・祝)~2021年3月14日(日)
|
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会場 |
石川県立美術館
![]() |
住所 | 石川県金沢市出羽町2-1 |
時間 |
9:30~18:00
(最終入場時間 17:30)
|
休館日 |
会期中無休 |
観覧料 | 大人 1,000円(800円) 高校 ・ 大学生 800円(600円) 小中学生 500円(300円)
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TEL | 北陸中日新聞事業部 076-233-4642 (平日10:00~17:00) |
URL | https://www.hokuchu-event.com/pickup/kumagaimorikazu/ |
5.0
期待通り、凄く良かったです。
説明も所々にしっかりあって、作品と、熊谷守一のひととなりも合わせて堪能できました。
ここまでシンプルな線と形と色で、見る側を絵に引き込ませるのは凄い!
受付でプレゼントもいただけました。(小さいけど嬉しい❣️『牝猫』シール)
ちなみに別料金ですが、2階常設展示場で観た西田藤夫展も素晴らしかったです。
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