「輝板膜タペータム」落合多武展

銀座メゾンエルメス フォーラム

  • 開催期間:2021年1月22日(金)~2021年4月11日(日)
  • クリップ数:6 件
  • 感想・評価:1 件
「輝板膜タペータム」落合多武展 銀座メゾンエルメス フォーラム-1
「輝板膜タペータム」落合多武展 銀座メゾンエルメス フォーラム-2
「輝板膜タペータム」落合多武展 銀座メゾンエルメス フォーラム-3
「輝板膜タペータム」落合多武展 銀座メゾンエルメス フォーラム-4
「輝板膜タペータム」落合多武展 銀座メゾンエルメス フォーラム-5
「輝板膜タペータム」落合多武展 銀座メゾンエルメス フォーラム-6
「輝板膜タペータム」落合多武展 銀座メゾンエルメス フォーラム-7
ドローイング | 2020 |ニューヨーク ©Tam Ochiai
ドローイング | 2020 |ニューヨーク ©Tam Ochiai
灰皿彫刻《ギターリスト》| 2017 |ミクストメディア ©Tam Ochiai
《猫彫刻》展示風景 | 2011 | 横浜トリエンナーレ2011、横浜 ©Tam Ochiai
個展「ショパン、97分間」展示風景画像 | 2019
てつおのガレージ、日光、栃木|写真:髙橋健治 ©Tam Ochiai
個展「Meadow Traveler, Madeleine Severin(牧草地の旅行者、マデリーン・セヴェリン)」| 2012 | 小山登美夫ギャラリー、京都 ©Tam Ochiai
august|2018|キャンバスに油彩|193.2 x 131.3 cm ©Tam Ochiai
「輝板膜タペータム」落合多武展 銀座メゾンエルメス フォーラム-1
「輝板膜タペータム」落合多武展 銀座メゾンエルメス フォーラム-1
「輝板膜タペータム」落合多武展 銀座メゾンエルメス フォーラム-1
「輝板膜タペータム」落合多武展 銀座メゾンエルメス フォーラム-1
「輝板膜タペータム」落合多武展 銀座メゾンエルメス フォーラム-1
「輝板膜タペータム」落合多武展 銀座メゾンエルメス フォーラム-1
「輝板膜タペータム」落合多武展 銀座メゾンエルメス フォーラム-1

この展覧会についてABOUT THIS EXHIBITION

エルメス財団では、ニューヨークを拠点に活動する落合多武(おちあいたむ 1967年神奈川県生まれ)の個展を開催します。

落合は、1990年の渡米直後より発表をはじめ、日本では、国公立美術館のコレクションのほか、ワタリウム美術館(2010)での個展や、水戸芸術館(2007)、原美術館(2009)でのグループ展や横浜トリエンナーレ2011への参加などを通じて紹介されてきました。

落合の制作活動は、ドローイング、ペインティング(絵画)、彫刻、映像、パフォーマンス、詩や文章の執筆や印刷物など、多様な形態にて実践されています。どの作品も、複数の時間や流動的な思考が含まれており、ひとつの概念がかたちを成しては解体され、また次の思考へと結びついてゆくプロセスとともにある身振りそのものと言い換えられるでしょう。

本展覧会は、四半世紀にわたる落合の作家活動を通して制作された幾つかのシリーズ《M.O》、《Everyone Has Two Places》、 《ashtray sculpture(灰皿彫刻)》、《Itinerary, non?》、《Chopin,Op.97(ショパン、97分間)》など、ペインティング、立体、写真、映像と様々な表現の作品群を組み合わせながら、それぞれの作品が導き出す事柄の連鎖や断絶の中にある自由な遊歩を提案するものです。

タイトルに掲げられている「輝板膜タペータム(Tapetum Lucidum)」は、夜行性動物の眼球内にある輝板(タペタム)という構造物を参照しています。これは、網膜の外側に存在し、暗闇の中のわずかな光を捉えて反射する機能を持ち、猫の目が暗闇で光る現象として理解されているものです。人間の視覚にはないこの輝板は、日ごろ、特段意識をしていないものから光を集め、一瞬の反射光を放つ、軽快でウィットに富んだ落合の表現のようです。

それらは断片のようでありながら、断片から全体像を常に揺り動かしてゆくように作用し、ひとつのナラティブに収束することがありません。「暗い場所で光を反射し続ける眼球は、見られるものに対して中間地点にいる」と落合は語ります。その眼球の中をこの展覧会とするならば、その世界は見るものと見られるものが自由に交差する永遠の中間地点を象徴しているのかもしれません。

開催概要EVENT DETAILS

会期 2021年1月22日(金)~2021年4月11日(日)
会場 銀座メゾンエルメス フォーラム Google Map
住所 東京都中央区銀座5-4-1 8・9階
時間 11:00~20:00 (最終入場時間 19:30)
  • ※日曜日:11:00~19:00(最終入場時間 18:30)
休館日 不定休(エルメス銀座店の営業時間に準ずる)
観覧料 無料
TEL03-3569-3300
URLhttps://www.hermes.com/jp/ja/story/maison-ginza/forum/210122/

銀座メゾンエルメス フォーラムの情報はこちらMUSEUM INFORMATION

銀座メゾンエルメス フォーラム 銀座メゾンエルメス フォーラム

感想・評価 | 鑑賞レポートREVIEWS

4.0

空間と作品の繋がりと孤立

写真、ドローイング、オブジェ、様々な作品が点在する。それぞれが独立しているようでもあり、結びついているようにも見えてくる。集中と散逸、不可思議な空間に思考が止まり流れていく。「理解」という文字ではとらえにくい。
こういうのは楽しいけど、一番人に伝えるのが難しいw。

あなたも感想・評価を投稿してみませんか?
感想・評価を投稿する

より詳しい鑑賞レポート 《600文字以上》のご投稿は、
こちらから。ページ枠でご紹介となります。
鑑賞レポート《600文字以上》を投稿する

周辺で開催中の展覧会も探してみて下さい。
東京都中央区で開催中の展覧会

出展作品・関連画像IMAGES

ドローイング | 2020 |ニューヨーク ©Tam Ochiai

ドローイング | 2020 |ニューヨーク ©Tam Ochiai

灰皿彫刻《ギターリスト》| 2017 |ミクストメディア ©Tam Ochiai

《猫彫刻》展示風景 | 2011 | 横浜トリエンナーレ2011、横浜 ©Tam Ochiai

個展「ショパン、97分間」展示風景画像 | 2019
てつおのガレージ、日光、栃木|写真:髙橋健治 ©Tam Ochiai

個展「Meadow Traveler, Madeleine Severin(牧草地の旅行者、マデリーン・セヴェリン)」| 2012 | 小山登美夫ギャラリー、京都 ©Tam Ochiai

august|2018|キャンバスに油彩|193.2 x 131.3 cm ©Tam Ochiai

こちらの機能は、会員登録(無料)後にご利用いただけます。

会員登録はこちらから
SIGN UP
ログインはこちらから
SIGN IN

※あなたの美術館鑑賞をアートアジェンダがサポートいたします。
詳しくはこちら

CLOSE

こちらの機能は、会員登録(無料)後にご利用いただけます。

会員登録はこちらから
SIGN UP
ログインはこちらから
SIGN IN

ログインせずに「いいね(THANKS!)」する場合は こちら

CLOSE


がマイページにクリップされました

CLOSE マイページクリップ一覧を見る


がお気に入りに登録されました

CLOSE マイページお気に入り一覧を見る


を訪問済みに移動しました

CLOSE マイページ訪問済みイベントを見る

CLOSE

name

参考になりました!をクリックしたユーザー 一覧
CLOSE