3.0
同じ時代を生きる作家の作品に触れる。
同じ時代を生きる作家達がどのような価値観、発想で作品を作り上げたのか、ゆっくり楽しませてもらいました。
グランプリに輝いた新藤氏の「Farewell」は、やはり目を惹く作品でした。油彩ながらも水彩のような透明感のある美しい絵画を鑑賞して、この作品と逢うことができただけでも足を運んだ価値があったと感じました。
後半は抽象絵画が多かった印象はあるものの、特定のジャンルに偏りはなく、写実・抽象まんべんなく選出されていたと感じます。
作品の横にあるコードを読み取れば作家の解説が聞くことができるので、イヤホンを持参して行かれるとよいと思います。
最後のスペースにはグランマ・モーゼスの作品数点と、お馴染みのゴッホのひまわりが展示されていました。特にグランマ・モーゼスの「春うらら」が季節的にぴったりで心がほっこりしました。
今年から初めてFACE展を訪れましたが、毎年参加することで見えてくるものがありそうなので、また来年以降も訪問したいと思います。