この展覧会についてABOUT THIS EXHIBITION
奈良国立博物館では、昨年「和紙-文化財を支える日本の紙」が開催されましたが、その続きとして第二弾の和紙の展示が開催されます。
「和紙」という用語は、明治時代に西洋から輸入されたパルプを原料とする紙「洋紙」に対して用いられ始めました。江戸時代までの日本では伝統的な手法により各地域で紙が生産されていましたが、洋紙に比べると生産効率が劣っていたため、明治になり紙産業は危機的状況となりました。
高知県出身の吉井源太(よしいげんた)は、紙の生産効率の向上、インクのにじまない和紙、タイプライター用原紙の開発などの技術改良を行い、日本各地へのその技術普及を行いました。
本特別陳列では、江戸時代までの日本の紙が明治時代に吉井源太の手で技術改良され「近代和紙」に生まれ変わったその道のりが、江戸時代以前の品や関連資料とともに紹介されます。
開催概要EVENT DETAILS
会期 |
2016年6月7日(火)~2016年7月3日(日)
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会場 | 奈良国立博物館 Google Map |
展示室 | 奈良国立博物館 西新館 |
住所 | 奈良県奈良市登大路町50番地 |
時間 |
9:30~17:00
(最終入場時間 16:30)
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休館日 |
月曜日 |
観覧料 | 一般 520円(410円) 大学生 260円(210円)
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TEL | 050-5542-8600 (ハローダイヤル) |
URL | https://www.narahaku.go.jp/ |
奈良国立博物館の情報はこちらMUSEUM INFORMATION
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