この展覧会についてABOUT THIS EXHIBITION
先鋭的な作風で画壇を牽引してきた二人の日本画家、池田幹雄(1928-)と、滝沢具幸(1941-)の画業を紹介します。
北海道函館市に生まれた池田は、紆余曲折の少年期を過ごしたのち、多摩造形芸術専門学校(現多摩美術大学)を卒業、新制作協会を活動の拠点とし、吉岡堅二という師を得ます。一方、長野県下伊那郡(現飯田市)に生まれた滝沢は、中学時代から早熟な才能を発揮し、進学した東京藝術大学で吉岡堅二に出会います。
年齢はひとまわりほど違いますが、両者はやがて、新制作協会日本画部によって結成された創画会を主導し、またグループ「地の会」など同じ舞台で切磋琢磨しながら画境を極めてゆきます。
心象風景をモティーフにシュールレアリスムに接近した池田、そして人間をも含む自然を主題に抽象的な画面を構築する滝沢の仕事は、花鳥風月を抒情的に描いてきた日本画の枠にとらわれない、野心的な試みといえるでしょう。
本展では、川越にほど近い新座市、武蔵野市に在住し活躍を続ける池田と滝沢の画業を代表作でたどり、変貌を続ける戦後の日本画の一側面に光を当てます。
開催概要EVENT DETAILS
会期 | 2016年10月22日(土)~2016年12月4日(日) |
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会場 | 川越市立美術館 Google Map |
住所 | 埼玉県川越市郭町2丁目30番地1 |
時間 |
9:00~17:00
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休館日 |
月曜日 ※11月14日(県民の日)を除く |
観覧料 | 大人 500円(400円) 大高生 250円(200円) 中学生以下 無料
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TEL | 049-228-8080 |
URL | https://www.city.kawagoe.saitama.jp/artmuseum/index.html |
川越市立美術館の情報はこちらMUSEUM INFORMATION
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