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貴重な品々が見られ、しっかりとした内容で源氏物語が今まで読み継がれたかがわかります
徳川美術館での「読み継がれた源氏物語」は今まで絵と詞書を分割桐箱で保存していた国宝・源氏物語絵巻を元の巻子に改装後の初公開されています。五島美術館の国宝・紫式部日記絵巻も合わせて展示、貴重な伝本から今の私たちが古典を学ぶ本文と注釈のスタイルが編み出されたテキストや徳川美術館所蔵の初音の調度(国宝)などの工芸品から、絵画作品、江戸期の偐紫田舎源氏の錦絵まで源氏物語堪能できます。
喫茶室で展覧会オリジナル・スイーツの「紫のゆかり」は襲の色目を連想させる美味しいプチ ガトーで観賞後の一息にぴったりです。ミュージアムショップで徳川美術館さん刊行の源氏物語 全五十四帖のあらすじは400円でこの内容は素敵です。この展覧会の図録も刊行されてます。