特別展 生けるガラス-中川幸夫の花器

石川県能登島ガラス美術館

  • 開催期間:2020年9月5日(土)~2020年12月13日(日)
  • クリップ数:2 件
特別展 生けるガラス-中川幸夫の花器 石川県能登島ガラス美術館-1
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花坊主/1973年/カーネーション900本、自作ガラス 撮影:牧直視
聖なる書/1994年/カーネーション、自作ガラス 撮影:中川幸夫
西方へ/1994年/百合、桔梗、サルビア、ユウカリ、鶏頭、金箔 自作ガラス 撮影:中川幸夫
胎/1975年/貝、自作ガラス 撮影:新居義久
ぼくの昆虫記/1990年/個人蔵 撮影:高橋章
花神に/1975年頃/個人蔵 撮影:高橋章
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この展覧会についてABOUT THIS EXHIBITION

香川県丸亀市生まれの中川幸夫(1918-2012)は既存の華道流派に属することなく、独自の花の表現を追求した孤高のいけばな作家です。3歳の時に事故による怪我が元となって脊椎カリエスを患った中川は、大阪の印刷会社で働くも、23歳の時に病気のために丸亀に帰郷し、池坊に所属していた伯母の元でいけばなを学びました。その後、作庭家の重森三玲が主宰する前衛いけばな研究グループ「白東社」に参加し、流派を超えた前衛いけばなの世界で活動します。38歳で東京に活動の場を移しますが、流派に属さないために弟子を取ることもできなかった中川は、極貧生活の中で自身のいけばなを貫きました。

花が生きて死ぬまでの姿を見つめ、朽ちていく過程をサディスティックとも言える手法で捉えた作品群は、中川の代表作として知られています。命そのもののありようを花で表現した中川の作品や制作態度は、ジャンルを超えて今なお多くの作家たちに影響を与えています。本展は、中川が自身のいけばなのために制作したガラス器を中心にその表現の世界を紹介するものです。

中川は坩堝の中で溶解したガラスに感じた生命を花に重ね合わせ、ガラスを単なる花器としてではなく、花と等価の素材としていけばなの中で表現しました。そのような中川のガラスには、血肉を持っているかのような生々しさ、生命感があります。中川幸夫の「花を生ける」ガラス、「生きた」ガラスをとおして、徹底して自由であり続けたその「命」の表現をご覧ください。

開催概要EVENT DETAILS

会期 2020年9月5日(土)~2020年12月13日(日)
会場 石川県能登島ガラス美術館 Google Map
住所 石川県七尾市能登島向田町125-10
時間 9:00~17:00 (最終入場時間 16:30)
  • ※12~3月は9:00~16:30(最終入場時間 16:00)
休館日 毎月第3火曜日(祝日の場合は、その翌日)
年末年始 12月29日~1月1日
観覧料 大人 800円
※団体20名以上 700円
中学生以下 無料
  • ※教育課程に基づく教育活動として観覧される小中学校及び高等学校の児童生徒、また引率者の方は観覧は無料
    ※受付において、ベビーカーと車椅子を常置しています。希望者は職員にお声掛けください。
TEL0767-84-1175
URLhttps://nanao-af.jp/glass/
割引券https://nanao-af.jp/glass/wp-content/uploads/2023/04/230401_coupon.pdf

石川県能登島ガラス美術館の情報はこちらMUSEUM INFORMATION

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花坊主/1973年/カーネーション900本、自作ガラス 撮影:牧直視

聖なる書/1994年/カーネーション、自作ガラス 撮影:中川幸夫

西方へ/1994年/百合、桔梗、サルビア、ユウカリ、鶏頭、金箔 自作ガラス 撮影:中川幸夫

胎/1975年/貝、自作ガラス 撮影:新居義久

ぼくの昆虫記/1990年/個人蔵 撮影:高橋章

花神に/1975年頃/個人蔵 撮影:高橋章

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