この展覧会についてABOUT THIS EXHIBITION
“行動展示”※の先駆けとして注目を集める旭山動物園(北海道旭川市)で、飼育員を25年間勤めた異色の経歴を持つ絵本画家・あべ弘士。
1998年からは、日本を飛び出し、野生動物を取材するため、アフリカや北極など、世界各国を旅しています。
動物と深く関わるなかで、動物本来の姿に接し、いのちの営みを見続けてきた経験が、彼の絵本には生かされています。
本展では、動物園で出会った動物や、大自然に生きる野生動物などをテーマに、ユーモアあふれる描写で、いのちのリアリティを映し出すあべ弘士の世界が紹介されます。
※行動展示…動物の特有の“行動”や“生活”を見せる展示
◆ 展覧会の見どころ
3つのテーマで語る「動物画家 あべ弘士」の魅力
“動物命”と背中に書き込んだように飼育員の仕事に熱中した「旭山動物園」、壮大な大地のなかに、いのちの輪廻を感じた「アフリカ」、氷に囲まれた豊穣な土地とそこに生きる野生動物に感動した「北極」。“動物画家”といわれるあべ弘士を育んだ3つの場所をテーマに、新旧に作品を多数紹介。ユーモアの中に死生観を映し出す創作の根源に迫ります。
光と色彩のアート「絵本ねぶた」が安曇野で輝く!
迫力あふれる絵が描かれた巨大な灯篭を屋台に乗せて練り歩く、東北地方に伝わる祭り「ねぶた」。あべ弘士が、大胆な筆致と鮮やかな色彩で動物を描いた「絵本ねぶた」を、安曇野の地で輝かせます。
◆あべ弘士 プロフィール(Hiroshi Abe 1948-)
北海道旭川市に生まれる。1972年から25年間、旭山動物園の飼育係として勤務。1981年『旭山動物園日誌』で絵本画家としてデビュー。1995年『あらしのよるに』で講談社出版文化賞絵本賞、1999年『ゴリラにっき』で小学館児童出版文化賞、2000年『ハリネズミのプルプル』シリーズで赤い鳥さし絵賞など受賞多数。
開催概要EVENT DETAILS
会期 | 2016年5月14日(土)~2016年7月11日(月) |
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会場 | 安曇野ちひろ美術館 Google Map |
住所 | 長野県北安曇郡松川村西原3358-24 |
時間 | 10:00~17:00 |
休館日 | 第2・4水曜日(祝休日は開館、翌平日休館) |
観覧料 | 大人 800円 高校生以下 無料
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TEL | 0261-62-0772 |
URL | http://www.chihiro.jp/azumino/ |
割引券 | https://chihiro.jp/foundation/contact/surveyform/ |
安曇野ちひろ美術館の情報はこちらMUSEUM INFORMATION
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