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江戸の開墾や街づくりもいっきにわかる!
埋め立ててできた「東京」の姿を橋や建物を通じてみるので、歴史もちょっとわかるようになりました!併せて展示されているパネル写真があるので、とても分かりやすい!!
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浮世絵から読み解く、江戸の土木
土木とは、道路や河川、橋梁、港湾などを造る建設工事のこと。近年、東京では各所で再開発が進み、大規模な土木工事や建設が盛んに行われています。一方、橋やダム、河川、地形など、土木に関連するジャンルがマニアックな人気を呼び、書籍や雑誌などのメディアで取り上げられる機会も増えています。 時代をさかのぼってみると、東京のルーツである江戸は、幕府による天下普請を始めとした、さまざまな土木工事によって発展した都市でした。本展は歌川広重や葛飾北斎など、浮世絵師たちが描いた作品を手がかりとして、江戸の土木を読み解く展覧会です。
100万都市・江戸を生み出した土木工事
徳川家康が幕府を開いてから、100年ほどで人口100万を超える大都市となった江戸。江戸の町を大きく発展させる土台となったのが、高度な土木技術による市街地の造成やインフラなどの整備でした。江戸城と外濠・内濠の建設、日比谷入江、築地、深川などの埋立、小名木川や神田上水といった運河や上水の整備、両国橋や日本橋などに代表される橋の架橋、寛永寺や増上寺といった巨大寺院の建設など、大規模な土木工事の例は枚挙に暇がありません。
再開発エリアのルーツは江戸にあり?
近年、東京では、渋谷ストリームや東京ミッドタウン日比谷などのような、大規模な再開発エリアの建設が注目を浴びています。しかし歴史をさかのぼると、実は江戸時代から、遊廓や芝居町など、商業地の移転や再開発が度々行われているのです。新吉原のような遊廓や猿若町のような芝居町、わずか十数年で姿を消した幻の繁華街・中洲などは、再開発エリアのルーツと言えるかもしれません。
会期 |
2020年10月10日(土)~2020年11月8日(日)
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会場 | 太田記念美術館 Google Map |
住所 | 東京都渋谷区神宮前1-10-10 |
時間 | 10:30~17:30 (最終入場時間 17:00) |
休館日 | 10月12、19、26、11月2日 |
観覧料 | 一般 800円 大高生 600円 中学生以下 無料
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TEL | 050-5541-8600(ハローダイヤル) |
URL | http://www.ukiyoe-ota-muse.jp/exhibition/doboku |
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