この展覧会についてABOUT THIS EXHIBITION
2000年4月29日、うらわ美術館は、多くの芸術家が集まり文化を育んできた浦和の街に誕生しました。その開館20周年を記念し、各地の美術館や関係機関の所蔵作品とうらわ美術館収蔵品を交え、美術を通してゆかりの土地を改めて見つめ直す展覧会を開催します。
いつの頃からか「鎌倉文士に浦和絵描き」という言葉が聞かれるようになりました。1923年の関東大震災後、東京から芸術家がさいたま市の浦和地域に移り住んだことが一つの背景として挙げられますが、他にもこの土地が絵描きの街となった要因は様々にありました。なぜ、彼らはこの土地を選び、居住の地としたのでしょうか。そしてここで何を感じ、どのような作品を生み出したのでしょうか。
本展では芸術家同士の繋がりや様々なエピソード、時代状況等をたどりながら、この土地に集った芸術家たちの作品やその背景をひも解きます。文化の礎を築いた芸術家たちの足跡、そして彼らが活躍の場を広げていった様子を、100点を超える作品そして資料とともに前期と後期の二期に分けて展覧します。
◆ 出品作家
跡見泰、瑛九、奥瀬英三、小沢剛、加藤勝重、金子徳衛、鹿子木孟郎、倉田白羊、小林真二、小松崎邦雄、斎藤三郎、櫻井英嘉、里見明正、重村三雄、杉全直、須田剋太、相馬其一、高田誠、武内鶴之助、田中保、津久井利彰、寺内萬治郎、富本憲吉、内藤四郎、永田二郎、野島康三、林倭衛、林武史、福田尚代、福原霞外、増田三男、安井曽太郎、四方田草炎、渡邉武夫 他(50音順、敬称略)
開催概要EVENT DETAILS
会期 |
2020年4月25日(土)~2020年8月30日(日)
|
---|---|
会場 |
うらわ美術館
![]() |
住所 | 埼玉県さいたま市浦和区仲町2-5-1 浦和センチュリーシティ 3階 |
時間 |
10:00~17:00
(最終入場時間 16:30)
|
休館日 |
月曜日 5月7日、6月22日~29日、8月11日 ※ただし5月4日、8月10日は開館 |
観覧料 | 一般 830円(660円) 大高生 520円(410円) 中学生以下 無料
|
TEL | 048-827-3215 |
URL | https://www.city.saitama.jp/urawa-art-museum/ |
うらわ美術館の情報はこちらMUSEUM INFORMATION
感想・評価 | 鑑賞レポートREVIEWS
あなたも感想・評価を投稿してみませんか?
感想・評価を投稿する
より詳しい鑑賞レポート 《600文字以上》のご投稿はこちらから。
ページ枠でご紹介となります。
鑑賞レポート《600文字以上》を投稿する
周辺で開催中の展覧会も探してみて下さい。
埼玉県で開催中の展覧会
出展作品・関連画像IMAGES

高田誠≪桐の咲ける風景≫1933年、うらわ美術館蔵

武内鶴之助≪日暮≫制作年不明、うらわ美術館蔵

林倭衛≪自画像≫制作年不明、笠間日動美術館蔵

野島康三≪題名不詳・モデルF≫1931年、京都国立近代美術館蔵

瑛九≪眼≫1936年、宮崎県立美術館蔵

杉全直≪轍≫1938年、東京国立近代美術館蔵

内藤四郎≪十字星 銅花器≫1982、資生堂アートハウス蔵

寺内萬治郎≪髪≫1961年、蘭島閣美術館別館蔵

福田尚代≪山のあなた≫2010-13年、うらわ美術館蔵