この展覧会についてABOUT THIS EXHIBITION
芹沢銈介がもっとも大切にしていた言葉は、「模様」かもしれません。もともと画家を目指していた芹沢は、20代にはデザイナーとして活躍し、32歳の時に柳宗悦に出会い、やがて染色作家としてデビューします。
柳は、「模様の深さは想へば秘義の秘義である。時代の蔭に加はるならいざ知らず、個人でそう美しさに迫ることは容易な業ではない。何か特別の恵みがなくば近づけるものではない。」と書いた上で、「何の幸福か吾々は今芹沢を有っている。芹沢に働いてもらうことで、今の時代はどんなに美しさを増すことか。」と記しています。芹沢の類まれな模様の才能を見出した柳。柳が指し示した模様の道を、型染という技法で一筋に歩いて行ったのが芹沢だったといえます。
本展覧会では、型染を主軸に、「模様」に真摯に向き合いながら仕事をつづけた芹沢の生涯を、初期の作品から晩年の代表作まで、200点の代表作を通じて綴ります。
※全館作品の展示です。(収集品は展示されません。)
開催概要EVENT DETAILS
会期 |
2020年7月21日(火)~2020年11月23日(月・祝)
|
---|---|
会場 | 静岡市立芹沢銈介美術館 Google Map |
住所 | 静岡県静岡市駿河区登呂五丁目10-5 |
時間 |
9:00~16:30
|
休館日 |
月曜日 8月11日、9月23日、11月4日 ※ただし8月10日、9月21日、11月23日は開館 |
観覧料 | 一般 420円 高校生・大学生 260円 小学生・中学生 100円 未就学児 無料
|
TEL | 054-282-5522 |
URL | https://www.seribi.jp/ |
静岡市立芹沢銈介美術館の情報はこちらMUSEUM INFORMATION
感想・評価 | 鑑賞レポートREVIEWS
あなたも感想・評価を投稿してみませんか?
感想・評価を投稿する
より詳しい鑑賞レポート 《600文字以上》のご投稿はこちらから。
ページ枠でご紹介となります。
鑑賞レポート《600文字以上》を投稿する
周辺で開催中の展覧会も探してみて下さい。
静岡県で開催中の展覧会