この展覧会についてABOUT THIS EXHIBITION
東京オリンピック・パラリンピックを2020年に控え、東京は文化都市としてどのような姿を見せているのでしょうか?
デジタル化、商業化された文化の外観は、フラットでとらえどころのない荒野、洗練されているゆえに冷たい氷河のようにも見えます。東京が最初にグローバルに注目されたのは1980年代。ユニークな文化を生み出す東京の創造力がそこで一度花開きました。その後、震災と経済不況を経て、いま次なる文化を模索するプラットフォームがたちあがりつつあります。
本展は、東京を新たに「見いだす」二つの要素によって構成されています。一つは、各界で活躍する東京のクリエイターが各々のトピックでキュレーションする「東京」。もう一つは、国内外の作家が「東京」をテーマにつくる新作。
"TOKYO"展は、80年代の東京の文化の命脈--熱いマグマを引き継ぎながら、氷河を割って現れようとしている現在の東京の創造力を見せる展覧会です。アートだけでなく、音楽、映像、デザインなど幅広いメディアを通して、現在の可能性を「見えるように」していきます。
◆各界で活躍する東京のクリエイターによる
<キュレーション>
YMO+宮沢章夫 -文化事象としてのYMOー
蜷川実花 -自己演出の舞台装置ー
岡田利規 -飛べなくなった魔法の絨毯-
ホンマタカシ -何かが起こる前夜としての東京-
EBM(T) -ポスト・インターネット世代の感性-
松江哲明 -東京と私をつなぐ、極私的な風景-
◆国内外の作家が「東京」をテーマにつくる
<新作>
スーパーフレックス -公共空間のリデザイン-
サーダン・アフィフ -東京の音/リリシズムを探る-
目【め】-ワームホールとしての東京-
林科 -ダウンロードされ続ける東京-
キュレーション、新作のアーティストについての詳細は、こちらから
開催概要EVENT DETAILS
会期 | 2015年11月7日(土)~2016年2月14日(日) |
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会場 | 東京都現代美術館 Google Map |
住所 | 東京都江東区三好4-1-1 |
時間 | 10:00~18:00 (最終入場時間 17:30) |
休館日 |
月曜日 1月12日(火)※2016年1月11日祝日は開館 |
観覧料 | 一般 1,200(960)円 大学生・専門学校生/65歳以上 900(720)円 中高生 700(560)円 小学生以下 無料 ※( )内は20名様以上の団体料金
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TEL | 050-5541-8600 (ハローダイヤル) |
URL | http://www.mot-art-museum.jp/exhibition/TAM6-tokyo.html |
東京都現代美術館の情報はこちらMUSEUM INFORMATION
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