5.0
もの凄い世界!
アルケー=原始そのものを物語るような圧倒的な秋山陽さんの陶芸の世界。宇宙、地球、人間の起源を感じます。智美術館の雰囲気ともとても調和した素晴らしい展覧会でした。
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現在、自身の母校である京都市立芸術大学で教授として後進の指導にあたる秋山陽(あきやまよう 1953-)は、1980年代から現代陶芸の最先端を走り続けている陶芸家です。
展覧会名に用いた「アルケー」という言葉は、ギリシャ語を語源とし、原初、根源を意味します。原初的なるものへの憧れや希求が発想の根底にあるという秋山の仕事は、根源や原理を探究する哲学者のようであり、作品は、折々の思考のかたちであるとも言えます。
作品は、黒褐色をした彫刻的な造形であり、黒陶、もしくは本焼き焼成後に鉄粉をほどこす手法でつくられています。マチエールやフォルムには土の物性が強く意識され、作品の寸法はやきものとしては破格のスケール感を持ち、小さな作品でもおよそ50センチ四方ほどあり、大型の作品ともなれば長径数メートルにわたります。
本展では、新作、近作を中心に、80年代、90年代の代表作を加えたおよそ40点の作品により作家の造形世界が紹介されます。
会期 | 2016年4月2日(土)~2016年7月24日(日) |
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会場 | 菊池寛実記念 智美術館 Google Map |
住所 | 東京都港区虎ノ門4-1-35 西久保ビル |
時間 | 11:00~18:00 (最終入場時間 17:30) |
休館日 |
月曜日 ※(ただし7/18は開館)、7/19(火) |
観覧料 | 一般 1000円 大学生 800円 小・中・高生 500円
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TEL | 03-5733-5131(代表) |
URL | https://www.musee-tomo.or.jp/ |
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アルケー=原始そのものを物語るような圧倒的な秋山陽さんの陶芸の世界。宇宙、地球、人間の起源を感じます。智美術館の雰囲気ともとても調和した素晴らしい展覧会でした。
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