この展覧会についてABOUT THIS EXHIBITION
東京都現代美術館の常設展示「MOTコレクション」では、約4,800点の収蔵品を核として、様々なテーマを設定し、戦後・現代美術の魅力を多角的に紹介しています。
今期の「MOTコレクション」は、戦後日本の美術の代表作を核とした「戦後美術クローズアップ」(第1部)、新収蔵作品を中心に紹介する「フランシス・アリス《川に着く前に橋を渡るな》と4つの部屋」、当館のために制作された「大友良英+青山泰知+伊藤隆之《without records - mot ver. 2015》」(第2部)により構成します。
◆ 3階では、6人の作家による、戦後美術の代表作を核にした展示を行います。展示は、中西夏之、池田龍雄、桂ゆき、菊畑茂久馬、工藤哲巳、中村宏の6名の作家によるもの。
これまで制作当時の50年代、60年代の時代状況や美術動向と結び付けて語られてきたこれらの作品が、今回の展示では、作家の長い活動の中に位置づけることで、時代を超えて放たれる作品の力を見つめ直します。
◆ 1階では、2013年の個展で好評を得たフランシス・アリスの《川に着く前に橋を渡るな》(2008年)を新収蔵作品として常設展示室で初公開します。
あわせて、同作に見られる「歴史と国境」、「水平線」、「遊びと賭け」といった要素をテーマとして4つの部屋に展開、多彩な収蔵作品との連繋と対話を試みます。
◆ アトリウムには、大友良英+青山泰知+伊藤隆之による、当館のための新作《without records - mot ver. 2015》が登場します。古いポータブル・レコード・プレイヤーそのものを音源として使ったサウンド・インスタレーションです。100台のプレイヤーが奏でる個性豊かな「響き」をぜひお楽しみください。
<展示予定作家>
第1部:中西夏之、池田龍雄、桂ゆき、菊畑茂久馬、工藤哲巳、中村宏
第2部:フランシス・アリス、クリスチャン・ボルタンスキー、レベッカ・ホルン、河原温、塩見允枝子、髙柳恵里、豊嶋康子ほか
アトリウム・プロジェクト:大友良英+青山泰知+伊藤隆之
開催概要EVENT DETAILS
会期 |
2015年11月7日(土)~2016年2月14日(日)
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会場 | 東京都現代美術館 Google Map |
住所 | 東京都江東区三好4-1-1 |
時間 | 10:00~18:00 (最終入場時間 17:30) |
休館日 |
月曜日 1月12日 2016年1月11日は開館 |
観覧料 | 一般 500円 大学・専門学校生 400円 65歳以上・高校生 250円 中学生以下無料 ※企画展のチケットでもご覧頂けます。
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TEL | 050-5541-8600 (ハローダイヤル) |
URL | http://www.mot-art-museum.jp/exhibition/mot-collection-2015.html |
東京都現代美術館の情報はこちらMUSEUM INFORMATION
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