この展覧会についてABOUT THIS EXHIBITION
江戸時代、徳川幕府によって整備が進められた街道のうち、江戸と京都を結ぶ東海道は、参勤交代の大名行列や寺社巡礼の旅人などが往来し賑わいました。
特に江戸時代後期、旅が庶民にとって身近になり、『東海道名所図会』などの地誌や紀行文の盛行、滑稽本『東海道中膝栗毛』の大ヒットなどを背景に旅への関心が高まりました。
天保4年(1833)、版元保永堂から刊行された歌川広重(1797~1858)の「東海道五十三次」は大人気を博し、広重を浮世絵風景画家の第一人者に押し上げました。
本シリーズは日本橋から京師(京都)にいたる東海道を宿場ごとに描いたもので、街道風景や旅人の様子を細かく描写するとともに、四季の変化や晴、雨、雪、霧、風などの気象の変化、時刻の変化等を巧みに画面に取り入れ、臨場感をもって深い旅情を表し、江戸庶民の旅への憧れをかきたてました。
本展では、保永堂版「東海道五十三次」全55枚を一挙公開し、広重の抒情的な風景版画の魅力を紹介します。
開催概要EVENT DETAILS
会期 |
2020年3月20日(金・祝)~2020年4月21日(火)
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会場 | MOA美術館 Google Map |
住所 | 静岡県熱海市桃山町26-2 |
時間 | 9:30~16:30 (最終入場時間 16:00) |
休館日 |
木曜日 ※木曜日が祝日の場合開館 |
観覧料 | 一般 1,600円 (1,300円) 高大生 1,000円 (700円) 小中生 無料 シニア割引 1,400円 障害者割引 800円
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TEL | 0557-84-2511 |
URL | https://www.moaart.or.jp/ |
MOA美術館の情報はこちらMUSEUM INFORMATION
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