4.0
展示構成が良いです!
初日の土曜午後から行きましたが、ゆったり、じっくり見れる程の人出です。
始まったばかりだから?と心配になる気持ちでした。
武者絵や思わずクスっと笑える国芳らしいユニークな構図の作品だったり、残虐シーンを題材にしたもの…出品数も多く、またキャプションも充実しているので、3時間位かかって観覧しました。
血みどろが際立つよう、ゼラチンを混ぜるという技法が用いられていたのには、驚きでした。
かがんで下から見上げると、ライトの加減でそれが良く分かります!
国芳のお弟子さんも色々と登場してます。
その中でも、月岡芳年はやっぱり抜きんでてると改めて感じました。色彩も誰よりもキレイだった様に思いました。
図録も表紙や製法にこだわってる感がでてオススメです。本が真っ平らに開きますのでワイドな三枚続の浮世絵がキレイに見ることができます。
写真撮影がオッケーなので、カシャカシャ音は、最初から最後まで、ずっと、あちこちで響いてます。
(ここは残念ポイント)