この展覧会についてABOUT THIS EXHIBITION
文明開化の言葉に象徴されるように、国外からの知識や文化が一気に流入した明治時代。自由でおおらかな風潮が広まった大正時代。太平洋戦争を経験し、日本の社会が一変した昭和時代。近代の日本のめまぐるしい変動は、美術の分野にも大きな影響を及ぼしました。
日本画壇においても、画家たちは西洋絵画の表現を吸収したり、伝統にとらわれない独自の美を追求したり、社会の動きとともに新しい日本画を模索しています。各時代に生まれた名画からは、変化を受け入れ、乗り越える、当時の美術界の熱気を感じることもできるでしょう。
2019年、改元により新しい時代を迎えたこの年に、本展では、明治、大正、昭和の日本画を紹介します。元号が改まった機会に、名画によって過去をふり返る展覧会です。横山大観や竹内栖鳳ら、巨匠たちが活躍した時代に思いを馳せつつ、日本画の世界をお楽しみください。
◆ 主な出品作品
横山大観「無我」「曳船」、菱田春草「猫梅」、竹内栖鳳「江南春寺静」、川端龍子「愛染」、安田靫彦「王昭君」、小林古径「楊貴妃」、橋本関雪「唐犬図」、榊原紫峰「青梅」、川合玉堂「春雨」
開催概要EVENT DETAILS
会期 |
2019年8月31日(土)~2019年11月30日(土)
|
---|---|
会場 |
足立美術館
![]() |
展示室 | 足立美術館 本館 大展示室 |
住所 | 島根県安来市古川町320 |
時間 |
9:00~17:30
|
休館日 |
年中無休 ※10月10日(木)、11日(金)、11月4日(月・振休)、5日(火)は新館のみ展示替えのため休館 |
観覧料 | 大人 2,300円 大学生 1,800円 高校生 1,000円 小中生 500円
|
TEL | 0854-28-7111 |
URL | https://www.adachi-museum.or.jp/archives/exhibition/autumn2019 |
足立美術館の情報はこちらMUSEUM INFORMATION
感想・評価 | 鑑賞レポートREVIEWS
あなたも感想・評価を投稿してみませんか?
感想・評価を投稿する
より詳しい鑑賞レポート 《600文字以上》のご投稿はこちらから。
ページ枠でご紹介となります。
鑑賞レポート《600文字以上》を投稿する
周辺で開催中の展覧会も探してみて下さい。
島根県で開催中の展覧会
出展作品・関連画像IMAGES

川端龍子 「愛染」昭和9年(1934) 足立美術館蔵

横山大観 「無我」明治30年(1897) 足立美術館蔵

菱田春草 「猫梅」明治39年(1906) 足立美術館蔵

横山大観 「愛宕路」大正10年(1921) 足立美術館蔵

榊原紫峰 「青梅」大正7年(1918) 足立美術館蔵

竹内栖鳳 「江南春寺静」大正10年(1921) 足立美術館蔵

橋本関雪 「夏夕」昭和16年(1941) 足立美術館蔵

安田靫彦 「王昭君」昭和22年(1947) 足立美術館蔵