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流れゆく時を共有するかのように
あまり期待せずに行ったが、すばらしい展示だった。渋谷の20年前の展観よりむしろ強く響いた。時間経過を共有する感覚が。
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アメリカの国民的画家アンドリュー・ワイエス(1917-2009)は、生まれ故郷であるペンシルヴェニア州と夏の家があるメイン州というふたつの地で、親交を重ねた家族たちの姿のみを描き続けたことで知られています。
本展では、後にワイエスの妻となるベッツィに連れられて交流が始まる、メイン州のオルソン家を描いた「オルソン・シリーズ」より115点を紹介します。
クリスティーナとアルヴァロの姉弟が住んだオルソン・ハウスを中心に、彼らの営みが染み付いた納屋や、世話した動物たち、ブルーベリー畑、漁をした海辺…。オルソン・ハウスは2011年に国定歴史建造物に指定されました。
画家が30年間見つめ続けた、アメリカのひとつの家の物語をたどります。
会期 |
2019年11月2日(土)~2020年1月19日(日)
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会場 |
新潟市美術館
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展示室 | 新潟市美術館 企画展示室 |
住所 | 新潟県新潟市中央区西大畑町5191-9 |
時間 | 9:30~18:00 (最終入場時間 17:30) |
休館日 |
月曜日 年末年始(12月29日~2020年1月3日) ※ただし11月4日、2020年1月13日は開館 |
観覧料 | 一般 1,000円(800円) 大学生・高校生 800円(600円) 中学生以下 無料
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TEL | 025-223-1622 |
URL | http://www.ncam.jp/exhibition/5042/ |
◆ 開幕記念講演会
①「丸沼芸術の森とワイエスコレクション」
講師:須崎勝茂氏(丸沼芸術の森代表)
②「オルソン・ハウス アンドリュー・ワイエス芸術の源泉」
講師:ジャニス・キャスパー 氏(史跡オルソン・ハウス 元担当学芸員)
通訳:中村音代氏(丸沼芸術の森 ワイエス担当学芸員)
日時:11月2日(土)
① 午前11時から(60分程度)
② 午後2時から(90分程度)
※会場はいずれも新潟市美術館2階講堂
※申込不要、参加無料、先着100名
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あまり期待せずに行ったが、すばらしい展示だった。渋谷の20年前の展観よりむしろ強く響いた。時間経過を共有する感覚が。
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クリスティーナの世界を観るために東京美術館巡りをしました。クリスティーナを含めてワイエスの周囲の人々や風景、住まいなど詳細な解説もあって見応え十分でした。
新潟ですか〜行きたい
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アンドリュー・ワイエス《オルソンの家》1969年 水彩・紙
© 2019 Andrew Wyeth / ARS, NY / JASPAR, Tokyo E3471