この展覧会についてABOUT THIS EXHIBITION

多色刷りの質の良い絵本芸術がヨーロッパで花開いた19世紀後半から20世紀初頭にかけて、黄金時代の先駆けをつくったスイス絵本作家エルンスト・クライドルフ(1863-1956)。

スイスのベルンに生まれ、祖父母の住む東スイスの農村で幼少時代を過ごしたクライドルフは、自然のなかで花や草木、昆虫をスケッチすることが大好きでした。

画家を志した後、働きすぎから体調を崩して南バイエルンのアルプスで療養生活を送った際、アルプスの大自然に息づく小さな生き物たちも世界に感動したことが、『くさはらのこびと』や『ふゆのはなし』などの人気絵本に描かれる、虫や花の精、小人や妖精などが息づく美しく不思議な世界の創造へとつながります。

本展ではスイスのベルン美術館と並んで大規模なクライドルフ作品を所蔵する小さな絵本美術館のコレクションからこれまで小さな絵本美術館外では展示されなかった貴重な絵本作品と資料、絵本以外の絵画作品、スケッチ、遺品など、作品資料約200点を関西で初めて紹介する回顧展です。

開催概要EVENT DETAILS

会期	2019年7月6日(土)～2019年8月25日(日)
会場	市立伊丹ミュージアム Google Map
住所	兵庫県伊丹市宮ノ前2-5-20 [公式アクセスMAP]
時間	10:00～18:00 （最終入場時間 17:30）
休館日	月曜日　 7月16日（火）、8月13日（火） ※但し7月15日（月祝）、8月12日（振休）は開館
観覧料	一般　800円（700円） 大高生450円(350円) 中小生150円(100円) ※（　）内は20 名以上の団体割引 ※兵庫県内の小中学生はココロンカード提示にて無料 ※4市1町（伊丹市・川西市・宝塚市・三田市・猪名川町）の高齢者割引有（平日は60歳以上、土日祝は65歳以上）
TEL	072-772-5959
URL	https://itami-im.jp/