この展覧会についてABOUT THIS EXHIBITION
東京都写真美術館では、日本・ポーランド国交樹立100周年を記念して、東欧の文化大国ポーランドの1970年代以降の美術を、女性作家と映像表現のあり方に注目して紹介する展覧会を開催します。
20世紀のポーランド美術史・映画映像史は、数多くの男性の名によって語られてきました。しかし、ベルリンの壁崩壊後いっきに東側に流れ込んできたグローバル経済の波に参画し、EU加盟も果たした21世紀のポーランドにおいて、女性たちによる多くの表現が、特に映像表現の領域で存在感を放っています。と同時に、これまで十分に語られてこなかった、女性作家の映像を用いた表現の先駆例について再検証しようという流れが生まれています。
本展は、ポーランド国内外の研究者やキュレーター、関連機関との連携交流を通じて、ポーランドの1970年代からの美術の歩みを、その時代背景をふまえながら新たな視点で読み解きます。
そして、世代を異にする女性アーティストたちが、自身のおかれた社会環境を見つめ、それぞれの表現方法で発信する術を、いかに見出してきたかをたどる、きわめて意欲的な展覧会です。
開催概要EVENT DETAILS
会期 |
2019年8月14日(水)~2019年10月14日(月・祝)
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会場 |
東京都写真美術館
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展示室 | 東京都写真美術館 B1F展示室 |
住所 | 東京都目黒区三田1-13-3 恵比寿ガーデンプレイス内 |
時間 |
10:00~18:00
(最終入場時間 17:30)
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休館日 |
月曜日 ※ただし月曜日が祝日・振替休日の場合は開館し、翌平日休館 |
観覧料 | 一般 500円(400円) 学生 400円(320円) 中高生・65歳以上 250円(200円)
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TEL | 03-3280-0099 |
URL | https://topmuseum.jp/contents/exhibition/index-3443.html |
東京都写真美術館の情報はこちらMUSEUM INFORMATION
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出展作品・関連画像IMAGES

カロリナ・ブレグワ 《嗚呼、教授!》 2018年 シングルチャンネル・ヴィデオ、カラー (6分) Courtesy of the artist

アンナ・クテラ 《対話》 1974年 16ミリフィルム(ヴィデオに変換)、白黒、サイレント (5分19秒) Courtesy of the artist

エヴァ・パルトゥム 《ドローイング TV》 1976年 8ミリフィルム(ヴィデオに変換)、白黒、サイレント (6分1秒) Courtesy of the artist

カタジナ・コズィラ 《罰と罪》 2002年 7チャンネルヴィデオ、カラー、サウンド (9分) Courtesy of the artist

ズザンナ・ヤニン 《闘い》 2001年 シングルチャンネル・ヴィデオ、カラー、サウンド (9分) Courtesy of Zuzanna Janin Studio and lokal_30, Warsaw

ユリタ・ヴイチク 《芋の皮剥き》 2001年 シングルチャンネル・ヴィデオ、カラー、サウンド (10分52秒) ザヘンタ国立美術館(ワルシャワ)所蔵作品
Collection of Zachęta - National Gallery of Art, Warsaw

ヨアンナ・ライコフスカ 《バシャ》 2009年 シングルチャンネル・ヴィデオ、カラー、サウンド (16分)
Courtesy of the artist and l'étrangère Gallery, London Photo: Marek Szczepański

カロル・ラヂシェフスキ 《カロルとナタリアLL》 2011年 写真パネル Courtesy of the artist and BWA Warszawa, Warsaw

アンナ・ヨヒメク&ディアナ・レロネク 《ディレクトレシィ(女性館長)》 2017年 シングルチャンネル・ヴィデオ、カラー (7分29秒)
Courtesy of the artists