この展覧会についてABOUT THIS EXHIBITION
新石器時代からの永いながい歴史を誇る中国のやきもの。常に最先端の技術を駆使して焼成されたやきものは、優れた品質とともに各時代の美意識をまとい、実用品として、美術品として、国内のみならず世界中の人びとに愛好されてきました。
2016年、展示室4では館蔵の中国陶磁を、漢から唐、宋から元、明から清、の3つの会期に分けて時代順にご紹介します。
中国でさまざまな文化や芸術が花開いた宋時代、中国陶磁の分野でも、各地の窯で個性的な製品が産み出されています。定窯の白磁、耀州窯や龍泉窯の青磁、鈞窯の澱青釉、磁州窯の搔落(かきおとし)など、アイボリーホワイト、オリーブグリーン、パウダーブルー、白と黒といった色合いを背景に、美しい文様が刻されたり、描かれたりしました。
モンゴル民族の元時代には、景徳鎮窯で青花磁器(日本でいう染付)の完成を迎えます。真っ白い良質な白磁を背景にブルーが美しく映える中国の青花磁器はイスラム圏の貴人たちに愛され、東南アジアから遠くイランやトルコ、エジプトなどへと運ばれてコレクションされました。
第二弾である本展ではこうした宋から元までの中国陶磁の展開を館蔵の名品でたどります。
開催概要EVENT DETAILS
会期 | 2016年4月26日(火)~2016年9月24日(土) |
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会場 | 松岡美術館 Google Map |
住所 | 東京都港区白金台5-12-6 |
時間 |
10:00~17:00
(最終入場時間 16:30)
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休館日 |
月曜日 ・月曜日が祝日の場合は翌平日 ・年末年始、展示替え期間 |
観覧料 | 一般 1,400円 25歳以下 700円 高校生以下 無料 障がい者手帳をお持ちの方と介助者(1名迄) 各種料金の半額 |
TEL | 03-5449-0251 |
URL | https://www.matsuoka-museum.jp/ |
松岡美術館の情報はこちらMUSEUM INFORMATION
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