この展覧会についてABOUT THIS EXHIBITION
作品鑑賞とまち歩きを通して、美術館周辺の「まち=地域」の魅力を再発見する「MOTサテライト」の第4回目。
美術館で展示を見た後、まっすぐに帰るのではなく、清澄白河のまちをちょっと探検してみてください。探検を楽しむヒントとなる展示のテーマは、「地図」です。
この展覧会では、空想の都市の姿を詳細に描いた地図や、触覚や匂い、音などの感覚を表現した地図、そこに暮らす人の日常を可視化する地図など、さまざまな「地図」を紹介します。
物語の断片を拾い集めるゲームブックや、質問に答えながら織り成すタペストリーも、まちとあなたの関係をマッピングします。知らない土地と出会う手がかりであり、自分の視点を映し出す鏡ともなる「地図」は、この美術館のあるまち、そしてあなたの住むまちへのまなざしも変えるでしょう。
◆MOTサテライトについて
江戸時代からの下町情緒や水辺の風景などの魅力あふれるまちの特色に加えて、近年ではカフェやギャラリーも賑わいを見せるなど、新旧の文化が交わる清澄白河。東京都現代美術館は1995年に開館以来、この地で活動を続け、国内外の現代美術を発信してきました。
リニューアルのための休館中(2016-2019年)にはじまったプロジェクト「MOTサテライト」とは、美術館の活動を館外に拡張しながら、まちなかでアーティストの作品展示やプロジェクトを実施し、「まち=地域」の魅力を再発見する試みです。地域との連携を中心にすえ、作品やプロジェクトを通して人と場、新旧の文化やコミュニティをつなぎ、現代における多様な文化、芸術表現との出会いの場を創出するとともに、地域における美術館の活動への理解を深めてきました。
2017年春の第1回「往来往来」、2017年秋の第2回「むすぶ風景」、2018年秋の第3回「うごきだす物語」は、美術館が休館中ということもあり、工場跡地や地域拠点など、まちの中のスペースをメインの会場として展示やプロジェクトを展開してきましたが、第4回となる「ひろがる地図」は、バリアフリー対策などを含め、より多くの方に「普段使いの美術館」として楽しんでいただけるようにリニューアル・オープンした東京都現代美術館をメイン会場としています。
実際にまちを歩くことで体験できる作品もあり、美術館での展示に関連した作品の展示を清澄白河エリアのカフェや店舗など7箇所で行いますので、まち歩きを楽しみながらご周遊ください。地域のクリエイティブな拠点「地域パートナー」で行われる多彩な活動にもご注目ください。
開催概要EVENT DETAILS
会期 |
2019年8月3日(土)~2019年10月20日(日)
|
---|---|
会場 | 東京都現代美術館 Google Map |
展示室 | 東京都現代美術館 企画展示室 地下2F および MOTスポット7箇所 |
住所 | 東京都江東区三好4-1-1 |
時間 |
10:00~18:00
(最終入場時間 17:30)
|
休館日 |
月曜日 8月13日(火)、9月17日(火)、 9月24日(火)、10月15日(火) ※ただし、8月12日(月)、9月16(月)、 9月23日(月)、10月14日(月)は開館 |
観覧料 | 無料 |
TEL | 050-5541-8600 (ハローダイヤル) |
URL | https://www.mot-art-museum.jp/ |
東京都現代美術館の情報はこちらMUSEUM INFORMATION
感想・評価 | 鑑賞レポートREVIEWS
あなたも感想・評価を投稿してみませんか?
感想・評価を投稿する
より詳しい鑑賞レポート 《600文字以上》のご投稿はこちらから。
ページ枠でご紹介となります。
鑑賞レポート《600文字以上》を投稿する
周辺で開催中の展覧会も探してみて下さい。
東京都江東区で開催中の展覧会