DECODE/出来事と記録-ポスト工業化社会の美術

埼玉県立近代美術館

  • 開催期間:2019年9月14日(土)~2019年11月4日(月・振)
  • クリップ数:3 件
  • 感想・評価:1 件
DECODE/出来事と記録-ポスト工業化社会の美術 埼玉県立近代美術館-1
DECODE/出来事と記録-ポスト工業化社会の美術 埼玉県立近代美術館-2
DECODE/出来事と記録-ポスト工業化社会の美術 埼玉県立近代美術館-3
関根伸夫《位相―大地 1》1986年/シルクスクリーン、紙/刷り:岡部徳三/版元:双ギャラリー/限定25部/埼玉県立近代美術館蔵
関根伸夫《映像版 位相―大地》(1968-2005年/DVD/7分)より
完成間近の《位相―大地》と関根伸夫(1968年)
DECODE/出来事と記録-ポスト工業化社会の美術 埼玉県立近代美術館-1
DECODE/出来事と記録-ポスト工業化社会の美術 埼玉県立近代美術館-1
DECODE/出来事と記録-ポスト工業化社会の美術 埼玉県立近代美術館-1

この展覧会についてABOUT THIS EXHIBITION

1960年代末から70年代にかけての美術状況を、記録写真や資料との関係から検証します。

近年国際的に評価が高まっている「もの派」と呼ばれる動向の見直しを契機として、関根伸夫の資料、多摩美術大学アートアーカイヴセンターと共同で進めている「もの派アーカイヴ」関連の展示、この時代から現在に至るまでの美術状況を広い視野において再考するための写真や映像によるアクチュアルな展示、以上の3つの柱を中心に構成します。

それぞれに異なる動機から発生した3つの柱から派生する展示が、時に重なりながら親和性を帯び、時にズレながら挑発しあうような、刺激的な時空間を出現させることによって、「ポスト工業化社会の美術」という見取り図を提起します。

開催概要EVENT DETAILS

会期 2019年9月14日(土)~2019年11月4日(月・振)
会場 埼玉県立近代美術館 Google Map
住所 埼玉県さいたま市浦和区常盤9-30-1
時間 10:00~17:30 (最終入場時間 17:00)
  • ※資料閲覧室(3階)は、13:00~17:30
休館日 月曜日 
※ただし9月16日、23日、10月14日、11月4日は開館
観覧料 一般 1,100円(880円)
大高生 880円(710円)
中学生以下 無料
  • ※( )内は団体20名以上の料金
    ※65歳以上、障害者手帳をお持ちの方(付き添いの方1名を含む)は無料。併せてMOMASコレクション(1階展示室)も観覧できます(10月22日~10月25日は展示替のためMOMASコレクションは休室)
TEL048-824-0111
URLhttps://pref.spec.ed.jp/momas/

埼玉県立近代美術館の情報はこちらMUSEUM INFORMATION

埼玉県立近代美術館 埼玉県立近代美術館

講演会・イベント情報EVENT INFORMATION

◆ 講演会「《位相-大地》という出来事」
9月14日(土)14時30分~16時00(開場14時)
2階講堂/定員・100名(当日先着順)/無料
講師:小清水漸(彫刻家)
聞き手:建畠晢(埼玉県立近代美術館館長)、
梅津元(埼玉県立近代美術館学芸員)
展覧会の幕開けにあわせ、《位相ー大地》の制作に関わった小清水漸氏にお話を伺います。

◆ 担当学芸員によるギャラリー・トーク
10月12日(土)、10月19日(土)
各日とも15時00分から30分程度
2階企画展示室 費用:要企画展観覧料

◆ シンポジウム「出来事と記録-写真の使命-」
10月27日(日)14時30分~16時30分(開場14時)
2階講堂/定員・100名(当日先着順)/無料
登壇者:中嶋興(映像作家)、小泉俊己(彫刻家・多摩美術大学教授)
聞き手:平野到(埼玉県立近代美術館学芸員)、
梅津元(埼玉県立近代美術館学芸員)
内容:「出来事としての作品」と、その「視覚的記録としての写真/映像」に注目したシンポジウムを開催。1960年代末の重要な美術動向を記録した中嶋興氏と、安齊重男氏の写真を継続して調査している小泉俊己氏を迎え、「写真の使命」について議論します。

感想・評価 | 鑑賞レポートREVIEWS

5.0

力の入った思い入れのある企画

通常、資料の展示という方法は、ついついつまらなく感じてしまうこともあるのだが、今回は、関根伸夫という作家が何を考えていたか、その思考を垣間見ることができ、非常に興味深く受け止めることができた。関根伸夫の作品は「もの派」の文脈から切り離して改めて考えてみたいと思わされた。「ポスト工業化社会」というものがイマイチよくつかめなかったが、他のそれぞれの作家の作品も見応えがあり、力の入った有意義な企画だと思う。今後、もう少し自分なりに掘り下げて捉えなおしてみたいと考えている。最後に、連れの者がある作品に対して質問をしたのだが、美術館スタッフや学芸員の方の対応はとても親切で丁寧なものであり、とても好感がもてた。

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関根伸夫《位相―大地 1》1986年/シルクスクリーン、紙/刷り:岡部徳三/版元:双ギャラリー/限定25部/埼玉県立近代美術館蔵

関根伸夫《映像版 位相―大地》(1968-2005年/DVD/7分)より

完成間近の《位相―大地》と関根伸夫(1968年)

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