この展覧会についてABOUT THIS EXHIBITION
熊本に生まれた高野松山(たかの しょうざん 1889~1976)は、幼少時より細工物を好んで熊本の工業徒弟学校で漆芸を学び、ついで京都市立美術工芸学校・東京美術学校に学びました。
東京美術学校では、帝室技芸員の白山松哉(1853~1923)から厳しい指導を受け、蒔絵の技術を習得します。のちに細川護立(1883~1970)の援助を得、目白台の細川邸内に住み込んで「昼は殿様のボディーガード、夜間に制作」という生活を送ります。その後、帝展などへの出品をかさね、1955 年には重要無形文化財「蒔絵」保持者に認定されました。
本展は、永青文庫所蔵の高野松山作品全12点を中心に、第1章「近世の漆芸」、第2章「高野松山と近代の工芸」、第3章「近代の絵画」で構成します。
晩年になっても熊本弁をつかい、豪放磊落な人柄だったという高野松山。しかし多彩な蒔絵の技術をもち、その作品1点1点には究極の技が込められています。
生誕130年の年に、高野松山の緻密な作品を今一度味わっていただければ幸いです。
開催概要EVENT DETAILS
会期 |
2019年4月27日(土)~2019年7月3日(水)
|
---|---|
会場 | 永青文庫 Google Map |
住所 | 東京都文京区目白台1-1-1 |
時間 | 10:00~16:30 (最終入場時間 16:00) |
休館日 |
月曜日 5月7日(火) ※ただし、4月29日(月)、5月6日(月)は開館 |
観覧料 | 一般 800円(700円) シニア(70歳以上) 600円(500 円) 大学・高校生 400円
|
TEL | 03-3941-0850 |
URL | https://www.eiseibunko.com/ |
永青文庫の情報はこちらMUSEUM INFORMATION
感想・評価 | 鑑賞レポートREVIEWS
あなたも感想・評価を投稿してみませんか?
感想・評価を投稿する
より詳しい鑑賞レポート 《600文字以上》のご投稿はこちらから。
ページ枠でご紹介となります。
鑑賞レポート《600文字以上》を投稿する
周辺で開催中の展覧会も探してみて下さい。
東京都文京区で開催中の展覧会