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いつもながらの鉄板展覧会
なつといえば、の毎年恒例の妖怪モノがおおく、普段見かけないような人たちも楽しんでみていたようでした。
芳年、芳幾、芳員などの作品がおおく、おどろおどろしいものからかわいらしいものまでいろいろな「異界」のものがあつまっており、面白いです。
個人的には異人さん(文明開化以降の)も「異世界の人」として扱っていたところがユーモアがあってよかったです!!
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浮世絵では、人気の歌舞伎役者や花魁であったり、あるいは、人でにぎわう江戸の町の風景であったり、実際にこの世の中に存在するものを題材とすることがもっぱらです。
しかしながら、時には、現実の世界とは全く異なる「異世界」の様子も描かれました。
本展では、妖怪、霊界、異国という3つのキーワードを通して、皆さまを浮世絵の中に描かれた「異世界」へと案内します。
妖怪 ―異形の存在との出会い
浮世絵には、人間を驚かせたり、襲いかかったりしようとする妖怪たちが描かれています。その姿は時にはおどろおどろしく、時にはユーモラスであり、人間たちはその異形の存在に毅然とした態度で立ち向かいました。人間たちとは異なる世界の住人である妖怪たちを紹介します。
霊界 ―黄泉の国から蘇った幽霊
この世に未練を残したまま亡くなった人間が、幽霊や怨霊となって現世に再び現れることもあれば、亡くなった人間が地獄で暴れて、閻魔大王や鬼たちをこらしめるということもあります。浮世絵に描かれた怨霊や死後の世界、あるいは、故人を追善供養する死絵を紹介します。
異国 ―伝聞や想像に基づく外国の風景
海外との直接的な交流が乏しかった江戸時代の人々にとって、訪れたことのない外国というのは、まさしく「異世界」でありました。伝聞や文献などに基づいて描かれた、中国や沖縄、欧米の風景、あるいは、蒸気船や鉄道、気球などといった新しい文明を描いた浮世絵を紹介します。
会期 |
2019年8月2日(金)~2019年8月28日(水)
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会場 | 太田記念美術館 Google Map |
住所 | 東京都渋谷区神宮前1-10-10 |
時間 | 10:30~17:30 (最終入場時間 17:00) |
休館日 |
月曜日 8月5、13日、19日、26日は休館 |
観覧料 | 一般 700円 大高生 500円 中学生以下 無料
|
TEL | 050-5541-8600(ハローダイヤル) |
URL | http://www.ukiyoe-ota-muse.jp/ |
◆ 学芸員によるスライドトーク
展覧会の見どころを担当学芸員(日野原健司)が解説
日時:
2019年8月6日(火)14:00
2019年8月12日(月・祝)11:00
2019年8月16日(金)14:00(各回約40分)
会場:太田記念美術館 視聴覚室(B1)
参加方法:申込不要 参加無料(要入場券)
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なつといえば、の毎年恒例の妖怪モノがおおく、普段見かけないような人たちも楽しんでみていたようでした。
芳年、芳幾、芳員などの作品がおおく、おどろおどろしいものからかわいらしいものまでいろいろな「異界」のものがあつまっており、面白いです。
個人的には異人さん(文明開化以降の)も「異世界の人」として扱っていたところがユーモアがあってよかったです!!
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この時期は各地の美術館で妖怪、霊界の浮世絵展示がありますが、老舗浮世絵美術館の作品ラインナップは群を抜いております。全70点強の展示作品中3割は新収蔵等初出し作品で、これが楽しいこと。いつも新たな名作を発掘してくれる太田記念美術館に感謝です。
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