この展覧会についてABOUT THIS EXHIBITION
漂泊の画家とも称される竹久夢二(1884-1934)は旅をしながら日本の抒情を描き続けました。
数え年の16歳で故郷岡山を離れた夢二は、上京し画家として活躍する中で京都・長崎・会津・榛名(はるな)など様々な土地を訪れて作品の制作を行い、画会も開いています。
明治43(1910)年に出版した『夢二画集 旅の巻』の中で自身のことを「いつまでも、歸(かえ)るべき家も持たずに旅から旅へと流浪してゆくストレンヂアーでゐるより外はない。」と記すほど「旅」は夢二の人生に欠かせないものでした。
旅先で出会った美しい景色や出会った人々との思い出は作品となり、見る者に夢二独特の日本の旅情を伝えます。
本展では、夢二が描いた日本の旅情をテーマに、各地の風景やそこに暮らす人々の姿を描いた作品をご紹介いたします。
春の特別展示として、屏風の大作で夢二が美術研究所の建設を計画した榛名山(はるなさん)と自身を描いた《遠山に寄す》と、大正7(1918)年に京都で開催された展覧会に出品された《旅の唄》を特別に公開いたします。
開催概要EVENT DETAILS
会期 |
2019年3月19日(火)~2019年6月9日(日)
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会場 |
夢二郷土美術館 本館
![]() |
住所 | 岡山県岡山市中区浜2丁目1-32 |
時間 | 9:00~17:00 (最終入場時間 16:30) |
休館日 |
月曜日 (祝日・振替休日の場合は翌日) ※ゴールデンウィーク中 4月23日(火)~5月6日(月・振休)は休まず開館 |
観覧料 | 大人 800円 中高大学生 400円 小学生 300円
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TEL | 086-271-1000 |
URL | https://yumeji-art-museum.com/ |
夢二郷土美術館 本館の情報はこちらMUSEUM INFORMATION
講演会・イベント情報EVENT INFORMATION
◆ 学芸員によるギャラリートーク
2019年3月24日(日)14:00~14:20
講師:企画展担当学芸員
申込不要。どなたでも参加できます。
参加費:無料(※要入館料)※ゆめびぃ会員は無料
◆ 国際博物館の日 2019年5月18日(土)
オリジナル絵はがきプレゼント
来館者、先着30名様にオリジナル夢二絵はがきをプレゼントします。
◆ 夜の特別鑑賞会
「宵の夢二 解説つきプレミアムツアー
学芸員の解説とともに貸切で鑑賞を楽しむことができる、オリジナルミュージアムグッズのお土産付きツアーです。お庭番くろねこ「黑の助」との写真撮影もできます。
日時:2019年5月3日(金)17:00~18:00
定員:最少催行人数5名(要予約)
参加費:
一般 1300円
中高大学生 900円
小学生 800円
◆ 第54回文化講座
「夢二と京都-南蛮・国画創作協会・花街・彦乃」
『京都の歴史を歩く』(共著)などで知られる歴史学者の高木博志氏に、夢二が旅した地の一つである京都についてお話しいただきます。
講師:高木 博志氏(京都大学人文科学研究所教授)
日時:5月18日(土)14:00~15:30
会場:本館展示室1
定員:30名(申込受付順)
参加費:無料(※要入館料)※ゆめびぃ会員は無料
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竹久夢二《遠山に寄す》夢二郷土美術館蔵
