この展覧会についてABOUT THIS EXHIBITION
江戸時代、徳川幕府によって整備が進められた街道のうち、江戸と京都を結ぶ東海道は、参勤交代の大名行列や寺社巡礼の庶民などが往来し賑わいました。特に江戸時代後期、旅が庶民にとって身近になり、「東海道名所図会」などの地誌や紀行文の盛行、滑稽本『東海道中膝栗毛』の大ヒットなどを背景に旅への関心が非常に高まりました。
そのような中、版元保永堂から刊行された歌川広重(1797〜1858)の「東海道五十三次」は大人気を博し、広重を浮世絵風景画家の第一人者に押し上げました。この目覚ましい成功によって、その後も「行書版」や「隷書版」など、広重の下絵による様々な東海道シリーズが出版されています。
本展は、日本最大の観光イベントであるディスティネーションキャンペーンが2019年4月より6月まで静岡で行われることにあわせ、東海道に置かれた53の宿場のうち静岡県内の22宿を取り上げ、広重の東海道シリーズから紹介するものです。作品には、各地の名所・名物、気候の特徴や伝承などが描かれ、当時の人々のその地に対するイメージをうかがい知ることができます。広重の臨場感溢れる作品を通して、江戸時代の「静岡の旅」をお楽しみください。
開催概要EVENT DETAILS
会期 | 2019年5月24日(金)~2019年6月25日(火) |
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会場 | MOA美術館 Google Map |
住所 | 静岡県熱海市桃山町26-2 |
時間 | 9:30~16:30 (最終入場時間 16:00) |
休館日 |
木曜日 ※木曜日が祝日の場合開館 ※展示替期間は休館 |
観覧料 | 一般 1,760円(1,430円) 高大生 1,100円(770円) 中学生以下 無料 シニア割引 1,540円 障害者割引 無料
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TEL | 0557-84-2511 |
URL | https://www.moaart.or.jp/ |
MOA美術館の情報はこちらMUSEUM INFORMATION
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