この展覧会についてABOUT THIS EXHIBITION
石川県七尾美術館の所蔵品から2つのテーマで、絵画・彫刻・工芸作品を紹介します。
◆第1展示室「モチーフを知る~仏画から肖像まで~」
肖像作品には、タイトルからは作者とモデルの関係までを知ることのできないものがあります。
例えば、田中太郎の頭像「詩人」。モデルは七尾市出身で文筆家としても知られた相澤道郎(あいざわみちろう、本名:相川龍春、1915~87)です。2人は七尾で出会い、互いに上京した後も交流は続きました。
また、一般的に仏像として、如来、菩薩、明王、天部、高僧などがまつられますが、それぞれにご利益や特徴があります。仙人には操る仙術や作られた理由など、像主にモチーフとなった逸話などの背景があります。
モチーフが何であるか知ることで、少しだけ作品の見方が変わるかもしれません。絵画と彫刻の24点を紹介します。
※長谷川信春(等伯)筆「陳希夷睡図」の展示あり。
◆第2展示室「バードパラダイス!!」
鳥たちがその翼で大空を飛ぶ姿は古代から人類の憧れの対象でした。鮮やかな羽色は私たちの目を楽しませ、身の回りを飾り、美しいさえずりは荒んだ心を癒してくれます。
一方、鳥たちもより安全な場所で巣を作り、多くの食料を得るために、人間の傍で生活することを選択したりするのです。このように鳥は常に人間の身近な存在であり、さまざまな芸術の分野において重要なモチーフとなりました。
「花鳥風月」にも代表される鳥の姿を、絵画・彫刻・工芸の34点でご覧いただきます。桃山時代から現代までの鳥たちが集う楽園にお越しください。
そして改めて、身近に観察できる鳥たちに目を向けてみてください。
開催概要EVENT DETAILS
会期 |
2019年2月23日(土)~2019年4月21日(日)
2024年1月1日に発生した「令和6年能登半島地震」の影響による施設設備の点検・整備のため、当面の間、臨時休館
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会場 | 石川県七尾美術館 Google Map |
展示室 | 石川県七尾美術館 第1・2展示室 |
住所 | 石川県七尾市小丸山台1-1 |
時間 | 9:00~17:00 (最終入場時間 16:30) |
休館日 |
月曜日 3月22日(金) |
観覧料 | 一般 350円(280円) 大高生 280円(220円) 中学生以下 無料
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TEL | 0767-53-1500 |
URL | https://nanao-art-museum.jp |
石川県七尾美術館の情報はこちらMUSEUM INFORMATION
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