コレクション展 アジアの風景 / 粟津潔、マクリヒロゲル5

金沢21世紀美術館

  • 開催期間:2018年11月3日(土・祝)~2019年5月6日(月・振)
コレクション展 アジアの風景 / 粟津潔、マクリヒロゲル5 金沢21世紀美術館-1
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《「事実の残虐性」シリーズより》 2006-2015 鉛筆、墨、油彩、ワックス / 紙 各 H20.2×W29cm (3点組)
© Zai Kuning Photo: KIOKU Keizo
《回復の家》2008 H150×W170cm アーカイバル・インクジェット・プリント
© CHEN Wei
《無題》全23点「コレクション展2 ダイアリー」(2016年)展示風景
© KONISHI Toshiyuki Photo: KIOKU Keizo
《遥か遠くからの未来より》2015 着色顔料 / 麻 H168×W140cm
© yuken teruya Photo: KIOKU Keizo
《フード・レンタル》2015 ミクスト・メディア、ヴィデオ 可変
© SASAMOTO Aki
A High Line Performance. On view July 21 – 23, 2015, on the High Line at the Rail Yards, New York. Photo by Liz Ligon.
Courtesy of Friends of the High Line and Take Ninagawa, Tokyo.
《ダプンタ・ヒャン:知識の伝播》
The Singapore Pavilion, 57th International Art Exhibition
‒ La Biennale di Venezia (2017) 展示参考画像 2016-17年 ミクストメディア サイズ可変
Courtesy of the artist and Ota Fine Arts,
Shanghai / Singapore / Tokyo
《メモリアル・プロジェクト ナ・トラン、ヴェトナム:複雑さへ―勇気ある者、好奇心のある者、そして 臆病者のために》2001 シングル・チャンネル・デジタル・ヴィデオ 13分
© JUN NGUYEN-HATSUSHIBA
Courtesy of the artist and Mizuma Art Gallery
Commissioned by Yokohama Triennale 2001
粟津潔《レミは生きている》1958年
粟津潔《さわる》1983年
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この展覧会についてABOUT THIS EXHIBITION

アジアからあふれ出る様々な表現は、土地の歴史や文化と密接に結び付きながら、伝統と急速なグローバル化の間での模索や試行が続いています。

ポスト工業化や技術革新の波にもまれながら、「人間はどこに向かって行くのか」という普遍的な問いを投げ掛ける作品を中心に紹介します。

ザイ・クーニンは、マレー族がイスラム化する前の文化の様相を明らかにしようと、初代のマレー王ダプンタ・ヒャン・ジャヤネサに関する研究と創作実践から成るプロジェクトの集大成を発表します。

宇治野宗輝《プライウッド新地》のサウンド・スカルプチャーは、レトロな雰囲気を色濃く残した日常品の「都市」が出現します。ここ近年、2020 年のオリンピック・イヤーに向けて、昭和の高度経済が成長した時代のような熱気を帯びて日本全体が熱病に冒されているようです。宇治野の作った動く都市は、ユーモラスな動きとともに物質文明に激しく問い掛けているように感じられます。

照屋勇賢の《遥か遠くからの未来より》では、沖縄出身で現在ニューヨークを拠点にしている照屋が伝統的な琉球着に、ジュゴンや軍事用ドローン、沖縄の110人以上の人々のモチーフを染めあげた作品を提示します。

ジュン・グエン=ハツシバは、政治や社会の大きなうねりの中で犠牲となった、名もない人々の姿を美しい映像で表現しています。2001年から発表している難民や少数派の映像作品から10 年後、2011年に東北の被災された方々に捧げる近作も紹介します。

「アジアの風景」と題して、アジア地域から世界を見続け、変成する現代社会を照射する作品をセレクトし展観します。

◆粟津潔、マクリヒロゲル5 粟津潔のブック・イラストレーション

粟津潔の調査展示を行う「マクリヒロゲル」シリーズの最終回として、粟津潔の本の挿絵、特に子どもに向けたイラストレーションの世界をご紹介します。

粟津作品は大人を対象にしたものがほとんどですが、数は多くないものの絵本や童話などの挿絵も手掛けています。子どもだろうとこびない大胆な構図と色彩で描かれ、ペン画では線描の繊細さ、配色の妙が際立っています。

初期作品の平野威馬雄著『レミは生きている』(1958 年)の挿画は、ベン・シャーンの影響が見てとれますが、「あいのこ」としての生き方に苦しむ主人公の表情が幾多にも表現される秀作です。

また、吉増剛造著『さわる』(1983 年)は、ふわふわと水の中を漂っているような不思議な感覚の本ですが、印刷とは異なる原画の白地に描かれた美しい水彩画の色彩に驚かされます。

原画にはおそらく粟津自身と思われる印刷の指示も書き込まれており、手描きの原画から印刷へと展開する際の思い切りのよさも見られます。

粟津潔の子どもたちへの柔らかなまなざし、また「印刷」を存分に楽しむ粟津ならではのスタイルも感じていただける展覧会です。

開催概要EVENT DETAILS

会期 2018年11月3日(土・祝)~2019年5月6日(月・振)
会場 金沢21世紀美術館 Google Map
展示室金沢21世紀美術館 展示室1~6、13
住所 石川県金沢市広坂1-2-1
時間 10:00~18:00
  • ※金・土曜日は20:00まで
    ※展示室6のみ、5/6(月)まで
    (ただしスイミング・プール地下にはお入りいただけます)
    ※展示室13のみ、3/3(日)まで
    ※一部展示替え有
休館日 月曜日 
観覧料 一般 360円(280円)
大学生 280円(220円)
小中高生 無料
65歳以上の方 280円
  • ※( )内は団体料金(20名以上)
TEL076-220-2800
URLhttps://www.kanazawa21.jp/

金沢21世紀美術館の情報はこちらMUSEUM INFORMATION

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© yuken teruya Photo: KIOKU Keizo

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A High Line Performance. On view July 21 – 23, 2015, on the High Line at the Rail Yards, New York. Photo by Liz Ligon.
Courtesy of Friends of the High Line and Take Ninagawa, Tokyo.

《ダプンタ・ヒャン:知識の伝播》
The Singapore Pavilion, 57th International Art Exhibition
‒ La Biennale di Venezia (2017) 展示参考画像 2016-17年 ミクストメディア サイズ可変
Courtesy of the artist and Ota Fine Arts,
Shanghai / Singapore / Tokyo

《メモリアル・プロジェクト ナ・トラン、ヴェトナム:複雑さへ―勇気ある者、好奇心のある者、そして 臆病者のために》2001 シングル・チャンネル・デジタル・ヴィデオ 13分
© JUN NGUYEN-HATSUSHIBA
Courtesy of the artist and Mizuma Art Gallery
Commissioned by Yokohama Triennale 2001

粟津潔《レミは生きている》1958年

粟津潔《さわる》1983年

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