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平成の終わりに。
現在の日本の繁栄の原点が写真に切り取られています。
世相風俗、子どもの表情などに時代のおおらかさが感じられました。
平成が終わるこの機に昭和を振り返るのも"おつ"ではないでしょうか。
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田沼武能(たぬまたけよし 1929-)は東京写真工業専門学校(現・東京工芸大学)を卒業後サン・ニュース・フォトス社に入り、木村伊兵衛の助手として写真家人生をスタートしました。
『藝術新潮』の嘱託写真家として文化人の肖像写真による連載で注目を集めたのち、アメリカのタイム・ライフ社と契約しフォト・ジャーナリズムの分野でも活躍。また、黒柳徹子ユニセフ親善大使の援助国訪問に1984年の初回からすべてに同行するほか、これまで120カ国を超える世界中の子どもたちを撮影してきました。
90歳を迎える今なお写真家として第一線で活躍する田沼ですが、彼が子どもや文化人の写真と並びライフワークとしてきたのが、自身の生まれ育った下町を中心とした東京の写真です。
戦後の焼け野原から出発し、様々な矛盾を内包しながらも再生を目指し激しく変貌した都市・東京。その諸相を捉えた写真作品を「子ども」「下町」「街の変貌」の3つの視点からご紹介します。
会期 |
2019年2月9日(土)~2019年4月14日(日)
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会場 | 世田谷美術館 Google Map |
展示室 | 世田谷美術館 1階展示室 |
住所 | 東京都世田谷区砧公園1-2 |
時間 | 10:00~18:00 |
休館日 |
月曜日 2月12日(火) ※ただし2月11日(月・祝休)は開館 |
観覧料 | 一般 1,000円(800円) 65歳以上 800円(600円) 大高生 800円(600円) 中小生 500円(300円)
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TEL | 03-5777-8600(ハローダイヤル) |
URL | https://www.setagayaartmuseum.or.jp/exhibition/special/detail.php?id=sp00192 |
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現在の日本の繁栄の原点が写真に切り取られています。
世相風俗、子どもの表情などに時代のおおらかさが感じられました。
平成が終わるこの機に昭和を振り返るのも"おつ"ではないでしょうか。
4.0
1964年生まれの私は多少時代がずれるものの、九州の田舎でしたから本展の写し出す世界に近い雰囲気が残っていました。懐かしさを楽しむという意味では情報量が多い写真の方が興味深いですが、純粋に子供達の自然な姿を捉えた写真としてもとても楽しめました。
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