田沼武能写真展 東京わが残像 1948-1964

世田谷美術館

  • 開催期間:2019年2月9日(土)~2019年4月14日(日)
  • クリップ数:10 件
  • 感想・評価:2 件
田沼武能写真展 東京わが残像 1948-1964 世田谷美術館-1
田沼武能写真展 東京わが残像 1948-1964 世田谷美術館-1

この展覧会についてABOUT THIS EXHIBITION

田沼武能(たぬまたけよし 1929-)は東京写真工業専門学校(現・東京工芸大学)を卒業後サン・ニュース・フォトス社に入り、木村伊兵衛の助手として写真家人生をスタートしました。

『藝術新潮』の嘱託写真家として文化人の肖像写真による連載で注目を集めたのち、アメリカのタイム・ライフ社と契約しフォト・ジャーナリズムの分野でも活躍。また、黒柳徹子ユニセフ親善大使の援助国訪問に1984年の初回からすべてに同行するほか、これまで120カ国を超える世界中の子どもたちを撮影してきました。

90歳を迎える今なお写真家として第一線で活躍する田沼ですが、彼が子どもや文化人の写真と並びライフワークとしてきたのが、自身の生まれ育った下町を中心とした東京の写真です。

戦後の焼け野原から出発し、様々な矛盾を内包しながらも再生を目指し激しく変貌した都市・東京。その諸相を捉えた写真作品を「子ども」「下町」「街の変貌」の3つの視点からご紹介します。

開催概要EVENT DETAILS

会期 2019年2月9日(土)~2019年4月14日(日)
会場 世田谷美術館 Google Map
展示室世田谷美術館 1階展示室
住所 東京都世田谷区砧公園1-2
時間 10:00~18:00
休館日 月曜日 
2月12日(火)
※ただし2月11日(月・祝休)は開館
観覧料 一般 1,000円(800円)
65歳以上 800円(600円)
大高生 800円(600円)
中小生 500円(300円)
  • ※( )内は団体20名以上料金
    ※障害者の方は500円(団体の場合300円)、大高中小生の障害者の方は無料、介助者(当該障害者1名につき1名)は無料
    ※リピーター割引:会期中、本展有料チケットの半券提示で、2回目以降は団体料金にて観覧できます。他の割引との併用はできません。
TEL03-5777-8600(ハローダイヤル)
URLhttps://www.setagayaartmuseum.or.jp/exhibition/special/detail.php?id=sp00192

世田谷美術館の情報はこちらMUSEUM INFORMATION

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感想・評価 | 鑑賞レポートREVIEWS

5.0

平成の終わりに。

現在の日本の繁栄の原点が写真に切り取られています。
世相風俗、子どもの表情などに時代のおおらかさが感じられました。
平成が終わるこの機に昭和を振り返るのも"おつ"ではないでしょうか。

4.0

懐かしいミッド昭和です

1964年生まれの私は多少時代がずれるものの、九州の田舎でしたから本展の写し出す世界に近い雰囲気が残っていました。懐かしさを楽しむという意味では情報量が多い写真の方が興味深いですが、純粋に子供達の自然な姿を捉えた写真としてもとても楽しめました。

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