驚異の超絶技巧!明治工芸から現代アートへ

あべのハルカス美術館

  • 開催期間:2019年1月26日(土)~2019年4月14日(日)
  • クリップ数:6 件
  • 感想・評価:2 件
驚異の超絶技巧!明治工芸から現代アートへ あべのハルカス美術館-1
驚異の超絶技巧!明治工芸から現代アートへ あべのハルカス美術館-2
驚異の超絶技巧!明治工芸から現代アートへ あべのハルカス美術館-3
驚異の超絶技巧!明治工芸から現代アートへ あべのハルカス美術館-4
【牙彫】安藤緑山《パイナップル、バナナ》清水三年坂美術館蔵
【七宝】並河靖之 《紫陽花図花瓶》 清水三年坂美術館蔵
【陶磁】稲崎栄利子《Arcadia》2016年
【木彫】前原冬樹 《一刻:皿に秋刀魚》 2014年
驚異の超絶技巧!明治工芸から現代アートへ あべのハルカス美術館-1
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驚異の超絶技巧!明治工芸から現代アートへ あべのハルカス美術館-1

この展覧会についてABOUT THIS EXHIBITION

本物と見まがう野菜や果物、自在に動く動物や昆虫、精緻な装飾や細かなパーツで表現された器やオブジェ…。

近年注目の高まる明治工芸と、そのDNAを受け継ぐ現代の作家たちによる超絶技巧の競演をご覧いただきます。

人間の手が生み出す奇跡のような技術に加え、洗練された造形センスと機知に富んだ、驚異の美の世界をお楽しみください。

開催概要EVENT DETAILS

会期 2019年1月26日(土)~2019年4月14日(日)
会場 あべのハルカス美術館 Google Map
住所 大阪府大阪市阿倍野区阿倍野筋1-1-43 あべのハルカス16階
時間 10:00~20:00
  • 火~金は、上記時間帯
    月土日祝 / 10:00~18:00(最終入場時間 17:30)
休館日 1月28日(月)、2月18日(月)
3月4日(月)、3月18日(月)
観覧料 一般 1,300円(1,100円)
大学・高校生 900円(700円)
中学・小学生 500円(300円)
  • ※( )内は、前売券または15名以上の団体料金
    ※障がい者手帳をお持ちの方は、美術館チケットカウンターで購入されたご本人と付き添い1名様まで当日料金の半額で観覧できます
TEL06-4399-9050
URLhttps://www.aham.jp/exhibition/future/tyouzetugikou/

あべのハルカス美術館の情報はこちらMUSEUM INFORMATION

あべのハルカス美術館 あべのハルカス美術館

講演会・イベント情報EVENT INFORMATION

◆ コレクターズ・トーク
明治工芸の美にいち早く注目し、収集と展示に努めてこられた世界的なコレクター、清水三年坂美術館(京都)の村田館長に、超絶技巧の魅力や収集の秘話などを語っていただきます。
開 催:2019年2月6日(水)
時 間:18:00~19:00
講 師:村田 理如 氏(清水三年坂美術館 館長)
会 場:展示室
※聴講は無料。要本展観覧券

◆ 超絶!フォトジェニック・ナイト
閉館後の展示室内で自由に写真撮影ができます。気に入った作品とコラボした超絶フォトで、狙おう、インスタ映え!
開 催:2019年2月16日(土)・3月16日(土)
時 間:各日 18:00~20:00
会 場:展示室 ※要本展観覧券
※ストロボ、三脚や自撮り棒などのご使用はご遠慮ください。

◆ ハルカス大学連携講座
「金属に託す瞬間の美 超絶技巧への挑戦」
本展出品作家で、蒲公英たんぽぽや桜などの繊細で儚い自然を金工で表現する、若き超絶技巧の担い手、鈴木祥太さん。制作にかける想いと、技の秘密を語っていただきます。
開 催:2019年2月17日(日)
時 間:14:00~15:00
講 師:鈴木 祥太 氏(本展出品作家、金工)
会 場:あべのハルカス23階 セミナールーム
定 員:40名(事前申込制、先着順)
※聴講は無料。要本展観覧券(半券可)
※お申し込みは、ハルカス大学webサイト、お電話(06-6622-4815)、もしくはハルカス大学受付(あべのハルカス23階キャンパスフロア)にて承ります。定員になり次第締め切ります。

◆ ギャラリー・ツアー
開 催:2019年2月20日(水)・3月20日(水)
時 間:各日 18:30~(約30分)
講 師:あべのハルカス美術館学芸員
会 場:展示室 ※聴講は無料。要本展観覧券

感想・評価 | 鑑賞レポートREVIEWS

5.0

超絶技法はバカしか出来ない

テレビ東京の『美の巨人たち』。

長年毎週楽しみに観ている唯一のテレビ番組ですが、その中で知ったのが『超絶技巧』。

そして、『超絶技巧』の専門美術館「清水三年坂美術館」。

一度行ってみたい美術館の一つなのですが、ハルカスにやってくると聞き、京都まで行かずとも・・と言うことで、フェルメール展の後連続で観て参りました。


日本人はアホです。いやバカといっても過言ではない。

ちらしにある、パイナップルとバナナ・・あれは象牙の置物。

剥かれた皮、バナナの繊維、写真には写っていませんがパイナップルの茎の断面まで極めて緻密。

そこまでして南国のフルーツを作る必要があったのだろうか?



現代アーティストの前原冬樹さんの『皿に秋刀魚』・・これ皿を含めて一刻(一本の木材を削った物)。

感心するとか、ため息が出るとかじゃなく・・もう笑うしかない。

ところで、私が三年坂美術館で観たいと思っているのが、二人のナミカワ。

明治の七宝作家、並河靖之と濤川惣輔の作品。

京都で伝統的な有線七宝に拘り、精緻で美麗な作風の並河靖之。
東京で革新的な無線七宝を極め、繊細で優美な作風の濤川惣輔。

同じ時代にこの二人が、東と西、有線と無線の違いはあれど互いに技を競い合い、やがて迎賓館赤坂離宮「花鳥の間」の装飾を巡り競い合った・・というのは「美の巨人たち」で紹介された話。



誰か、これを小説にしてくれ!そして、それをドラマ化して欲しい!

と、切なる思いをむねに秘めておりますが

今回、並河作品12品。濤川作品4品とお会いすることが出来ました。



うーん。いずれも甲乙つけがたい出来。

気分的にはやはり無線ならではの微妙なグラデーションを見せる濤川が良いように思えましたが、絶対並河の方がいい。と思える時もある。そのときの気分がどちらにシンクロするかによって決まりそうです。



他にも「美の巨人たち」で紹介された数々の超絶技巧が。

正阿弥勝義さんの金工『古瓦鳩香炉」。
鳩はいかにも鉄ですが、瓦の再現性が半端ない。

写真で見たときは、古い鉄っぽさを感じたのですが、実際に観るとまるで焼き物のようです。

そして、鳩がねらっているのはおよそ12㎜ほどの小さな蜘蛛。
これも鉄製と言うから驚き。

さらには高橋賢悟さんの細かなアルミ… Read More

4.0

驚異!

職人技で魅せる美しさ。
リアルで細密な世界を堪能。

人間の手が生み出す、奇跡のような技術にただただ驚き。
面白く見応えのある展示でした。

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出展作品・関連画像IMAGES

【牙彫】安藤緑山《パイナップル、バナナ》清水三年坂美術館蔵

【七宝】並河靖之 《紫陽花図花瓶》 清水三年坂美術館蔵

【陶磁】稲崎栄利子《Arcadia》2016年

【木彫】前原冬樹 《一刻:皿に秋刀魚》 2014年

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