この展覧会についてABOUT THIS EXHIBITION
原始美術を思わせるミステリアスで力強い人物表現を特徴とする加藤泉は、1990年代半ばより絵画作品を発表、2000年代に入ると木彫も手がけ、2007年ヴェネチアビエンナーレ国際美術展への招聘をきっかけに国際的な評価を獲得し、日本・アジア・欧米とその活動の舞台を広げてきました。
近年ではソフトビニール、石、ファブリックなど多様な素材を用いたダイナミックなインスタレーションを展開する一方で、新たに版画制作にも取り組むなど、その意欲的な創作活動に多くの注目を集めています。
東京の美術館としては初の大規模個展となる原美術館では、新作の絵画、彫刻作品約30点を、元々は個人邸宅として建てられた独特の建築空間と対話するように展示します。
◆加藤泉(かとう・いずみ)
1969年島根県生まれ。東京と香港を拠点に活動。1992年武蔵野美術大学造形学部油絵学科卒業。「リトルボーイ:爆発する日本のサブカルチャー・アート」ジャパン・ソサエティー・ギャラリー(ニューヨーク、米国、2005年)、第52回ヴェネチア・ビエンナーレ国際美術展「Think with the Senses-Feel with the Mind. Art in the Present Tense」(キュレーター:ロバート・ストー/イタリア館、ヴェネチア、イタリア、2007年)を契機に、国際舞台でも活躍。
主な個展に、彫刻の森美術館(神奈川、2010年)鹿児島県霧島アートの森(2012年)、Red Brick Art Museum(北京、中国、2018年)、Fundacio´n Casa Wabi(プエルトエスコンディド、メキシコ、2019年)。
主なグループ展に「内臓感覚-遠クテ近イ生ノ声」金沢21世紀美術館(2013年)、「STANCE or DISTANCE? わたしと世界をつなぐ「距離」」熊本市現代美術館(2015年)、「Japanorama. A new vision on art since 1970」ポンピドゥ・センター・メッス(メッス、フランス、2017年)。主なパブリックプロジェクトとして大館(タイクン、香港、2018年-2020年)、丸の内ストリートギャラリー(丸の内仲通り、東京、2018年-2021年)など。
開催概要EVENT DETAILS
会期 |
2019年8月10日(土)~2020年1月13日(月・祝)
2021年1月11日をもって閉館となりました
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会場 | 原美術館 Google Map |
住所 | 東京都品川区北品川4-7-25 |
時間 |
11:00~17:00
(最終入場時間 16:30)
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休館日 |
月曜日 2019年8月13日、9月17日、9月24日、 10月15日、11月5日、年末年始 ※ただし、2019年8月12日、9月16日、9月23日、 10月14日、11月4日、2020年1月13日を除く |
観覧料 | 一般 1,100円 大高生 700円 小中生 500円 70歳以上 550円
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TEL | 03-3445-0651 |
URL | http://www.haramuseum.or.jp/ |
原美術館の情報はこちらMUSEUM INFORMATION
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