この展覧会についてABOUT THIS EXHIBITION
世界をフィールドに活躍する写真家・石川直樹(1977- )は22歳で北極点から南極点まで踏破し、23歳で7大陸最高峰の登頂に成功しました。
その後も国内・世界各地を旅し、人類学や民俗学の観点から、独自の写真を撮り続けています。本展では北極、南極、ヒマラヤ8000m峰といった極限の地を撮影した各シリーズ、世界各地の洞窟壁画を訪ねた『NEW DIMENSION』、そして日本列島の南北に点在する島々を探索する『ARCHIPELAGO』など、石川の初期から現在に至るまでの活動を、未発表作品を織りまぜて紹介します。
石川が関心を向けてきたのは地球上のあらゆる場所に古くから伝わる、生きるための技術(=叡智)であり、国境を超越し、複雑に絡み合うネットワークのありようです。
石川の身体を通した探究、それは語源に「技術」という意味を持つ「アート」を追い求める旅ともいえます。本展は、私たちが慣れ親しんだ世界地図とは異なるもうひとつの視点から、この地球という星を見つめる機会となるでしょう。
◆石川直樹 プロフィール
1977年東京生まれ。写真家。東京藝術大学大学院美術研究科博士後期課程修了。『NEW DIMENSION』(赤々舎)、『POLAR』(リトルモア)により、日本写真協会新人賞、講談社出版文化賞を受賞。『CORONA』(青土社)により土門拳賞を受賞。著書に、開高健ノンフィクション賞を受賞した『最後の冒険家』(集英社)ほか多数。最新刊に、エッセイ『極北へ』(毎日新聞出版)、ヒマラヤの8000m 峰に焦点をあてた写真集シリーズの6冊目となる『AmaDablam』(SLANT)、47都道府県の名を冠した47冊の写真集刊行プロジェクト『日本列島』シリーズ(SUPER LABO×BEAMS)など。
開催概要EVENT DETAILS
会期 |
2019年1月12日(土)~2019年3月24日(日)
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会場 | 東京オペラシティ アートギャラリー Google Map |
住所 | 東京都新宿区西新宿3-20-2 |
時間 |
11:00~19:00
(最終入場時間 18:30)
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休館日 |
月曜日 月曜日が祝日の場合は翌火曜日 2月10日(日)(全館休館日) |
観覧料 | 一般 1,200円(1,000円) 大学・高校生 800円(600円) 中学生以下 無料 ※同時開催「収蔵品展065 木版画の魅力」、 「project N 74 大和美緒」の入場料を含みます。 収蔵品展入場券 200円(割引は無し)もあり
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TEL | 050-5541-8600(ハローダイヤル) |
URL | https://www.operacity.jp/ag/ |
東京オペラシティ アートギャラリーの情報はこちらMUSEUM INFORMATION
講演会・イベント情報EVENT INFORMATION
◆ 開催記念対談
2019年2月9日(土)14:00~15:30
森山大道 × 石川直樹
会場:東京オペラシティビル 7F会議室
定員:各回160名(全席自由)
参加費:無料(展覧会の入場は別料金)、
開催当日11:00よりアートギャラリー入口にて整理券を配布します。整理券はおひとり1枚のみ。13:40までに、会場(東京オペラシティビル7階会議室)前に整理番号順にお並びください。
◆ アーティストトーク 出演:石川直樹
① 2019年2月3日(日) 15:30~16:30
② 2019年3月9日(土) 15:30~16:30
会場:東京オペラシティ アートギャラリー
(展示室内)
申込不要(参加には当日入場券が必要です。また参加状況により入場制限を行う場合があります。)
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