4.0
豪華な蒔絵の数々にみとれます
美しい細工物がたくさんありました。なかでも和宮の雛道具が本当に小さくて愛らしい、それなのに一つ一つにきちんと蒔絵や彩色が施されていて、びっくりするくらいです。
ぜひ単眼鏡持参でじっくり鑑賞してほしい展覧会でした。
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春、この季節の慣習として、花見や雛祭りなどを連想する日本人は少なくないでしょう。
こうした行事はもともと公家社会の習慣でした。それが江戸時代、とりわけ泰平の世となった中期以降には、武家社会にも浸透していきました。
その背景として、徳川将軍家と京都の宮家との婚礼がありました。婚姻関係が結ばれることによって宮廷文化が江戸城の大奥にもたらされ、春を寿ぐ行事がしだいに江戸市中にまで広がっていったのです。
では、徳川将軍家にとっての春、そして江戸城大奥における‘みやび’とはどのようなものであったのでしょうか。
本展覧会では、德川宗家に伝来する東照宮御影(元日拝礼)をはじめ、13代将軍 徳川家定正室の天璋院篤姫と14代将軍 徳川家茂正室の皇女和宮が所持した雛道具、江戸中後期の精緻な銀細工や豆人形などを展示します。
これらの作品を通して、徳川将軍家の年中行事や季節感、美意識などを味わっていただきたいと思います。
会期 |
2019年1月2日(水)~2019年3月3日(日)
全面的な設備機器更新等の大規模改修工事を行うため、2022年4月1日から2025年度中まで全館休館を予定
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会場 | 東京都江戸東京博物館 Google Map |
住所 | 東京都墨田区横網1-4-1 |
時間 |
9:30~17:30
(最終入場時間 0:00)
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休館日 |
月曜日 1月1日(火・祝)、1月7日(月)、28日(月) 2月4日(月)、12日(火)、18日(月)、25日(月) |
観覧料 | 一般 600円(480円) 大学生・専門学校生 480円(380円) 中学生(都外)・高校生・65歳以上 300円(240円) 中学生(都内)・小学生以下 無料
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TEL | 03-3626-9974(代表) |
URL | https://www.edo-tokyo-museum.or.jp |
◆ ミュージアム・トーク 展覧会の見どころ解説
担当学芸員が展覧会の見どころを紹介
2019年1月18日(金)、25日(金)、2月8日(金)
16:00~(30分程度)
参加料 無料(常設展観覧料は別途必要)
集合場所 常設展示室5階 日本橋下に集合
◆ ミュージアム・トーク 英語通訳付
学芸員が英語通訳付で展覧会の見どころを紹介
2019年2月2日(土)
10:30~/16:30~(30分程度)
参加料 無料(常設展観覧料は別途必要)
集合場所 常設展示室5階 日本橋下に集合
詳細はこちらから
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美しい細工物がたくさんありました。なかでも和宮の雛道具が本当に小さくて愛らしい、それなのに一つ一つにきちんと蒔絵や彩色が施されていて、びっくりするくらいです。
ぜひ単眼鏡持参でじっくり鑑賞してほしい展覧会でした。
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