この展覧会についてABOUT THIS EXHIBITION
携帯電話(以下、ケータイ)からメールを打つとき、みなさんは、どんな「絵文字」を主に使っていますか?
直接会って話すとき、私達は、顔の表情や声の変化によって、言葉以上に気持ちを伝えることができます。しかし、文字ばかりが並ぶメールの画面では、気持ちを効果的に伝えることは、簡単ではないでしょう。
ケータイの「絵文字」は、文字の羅列の中に絵画的なイメージを添え、ケータイの限られた画面の中でも、ひとめで気持ちや雰囲気を伝え、メールを受け取った人の気持ちを「ほっこり」とさせる、大きな役割をになっています。
1999(平成11)年に、NTT DOCOMOが開発した12×12ドットの絵文字は、日本で大きな人気を博し、以後、「絵文字」はケータイによるコミュニケーションに不可欠のものとして幅広く支持されてきました。
2010年にはUnicode(ユニコード)として標準化され、現在では1,800種類ほどの絵文字が、世界中のケータイでやりとりされるまでになっています。
2016年には、MoMA(ニューヨーク近代美術館)が、NTT DOCOMOの初期の絵文字176種類を、コレクションに加えました。
NTT DOCOMO開発による初期の絵文字ならびにその後追加された244種類の絵文字。ケータイメールという現代的なコミュニケーションのなかから生まれた、「文字」に関わる最新の「アート」を、ぜひご鑑賞ください。
開催概要EVENT DETAILS
会期 |
2018年12月1日(土)~2019年2月3日(日)
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会場 | 北海道立函館美術館 Google Map |
住所 | 北海道函館市五稜郭町37-6 |
時間 | 9:30~17:00 (最終入場時間 16:30) |
休館日 |
月曜日 ※月曜日が祝日の場合は開館 ※祝日開館に伴う振替日 ※年末年始及び展示替期間,その他 |
観覧料 | 「ハコビ・コレクションの文字と記号」と同時開催。下記の料金で、両展覧会を鑑賞できます。 一般 510円(410円) 高大生 300円(200円) 小中生 無料
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TEL | 0138-56-6311 |
URL | https://artmuseum.pref.hokkaido.lg.jp/hbj/ |
北海道立函館美術館の情報はこちらMUSEUM INFORMATION
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