5.0
挑んできました!
先に鑑賞したお友だちから、かなりおどろおどろしいと聞いていたので、強い覚悟を持って鑑賞しました。凄惨な作品群の所では逃げ道も用意されていましたが、怯まず挑みました。怖いけれど耐えられたのは、作品に悲しみや懺悔が見えたから。そして作品展示に遊び心やウイットがあったのにも楽しめました。やはり浮世絵は奥が深いです。
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歌川国芳 (1797-1861) は、旺盛な好奇心と柔軟な発想、豊かな表現力を武器として、武者絵や戯画に新機軸を打ち出し、幕末にいたって浮世絵のさらなる活性化につなげた浮世絵師です。今日では「奇想の絵師」としてその人気は定着してきています。
親分肌の国芳を慕って多くの弟子が集いましたが、なかでも「最後の浮世絵師」と称される月岡芳年(1839-92) が特筆されます。国芳の奇想をよく受け継ぎ、さらに和洋の融合を推し進めた彼の作品は、近年再び高く評されるようになってきました。
本展では、国芳、芳年のほか、芳年とともに国芳門下の双璧とされた落合芳幾 (1833-1904) などにもスポットを当て、国芳が切り開いたさまざまな新生面を弟子たちがいかに継承、変化させていったのかをたどってみる機会とします。
人々の嗜好に合わせ最後まで新しい画題と表現に挑み続けた、国芳を領袖とする「芳ファミリー」の活躍をご覧ください。展示作品には残虐な絵も含まれます。ご用心!
なお本展は、名古屋市博物館が所蔵する浮世絵の二大コレクション-国文学者尾崎久弥 (1890-1972)の幕末浮世絵を中心とする収集作品 ( 尾崎久弥コレクション ) と、医学者高木繁 (1881-1946) の国芳武者絵が大半を占める収集作品 ( 高木繁コレクション )-の計 2100タイトルほかより抜粋した名古屋市博物館の所蔵品から構成されるものです。
会期 |
2019年2月23日(土)~2019年4月7日(日)
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会場 | 名古屋市博物館 Google Map |
住所 | 愛知県名古屋市瑞穂区瑞穂通1-27-1 |
時間 | 9:30~17:00 (最終入場時間 16:30) |
休館日 |
2019年2月25日(月)、26日(火)、 3月4日(月)、11日(月)、18日(月)、 25日(月)、26日(火) 4月1日(月) |
観覧料 | 一般 1,300円(1,100円) 高大生 900円(700円) 小中生 500円(300円)
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TEL | 052-853-2655 |
URL | http://www.chunichi.co.jp/event/yoshiyoshi/ |
5.0
先に鑑賞したお友だちから、かなりおどろおどろしいと聞いていたので、強い覚悟を持って鑑賞しました。凄惨な作品群の所では逃げ道も用意されていましたが、怯まず挑みました。怖いけれど耐えられたのは、作品に悲しみや懺悔が見えたから。そして作品展示に遊び心やウイットがあったのにも楽しめました。やはり浮世絵は奥が深いです。
4.0
高木繁氏と尾崎久弥氏のコレクションはすばらしく、どれもユニークな作品ばかりです。
挑戦的な手法を積極的に取り入れていれていたり、大胆な構図を選んだりと見ごたえがありました。
特に「芳ファミリー」ひとりひとりの活躍が分かりやすく整理されていて、面白かったです。
「残虐な描写のものが含まれます。」と事前パンフレットを読んで覚悟していきましたが、思っていたよりも血みどろの作品の数が多かったことが、星を一つ減らした理由です。
名作ではありますが第二章のほとんどの作品が残虐場面なので、子供を連れていくのには気を遣うと思います。
4.0
作品の数が多く、武者絵・美人画・妖怪ものなど種類も多かったです。
おどろおどろしい作品も多数あり。
3枚で一画面を構成している大画面のものもありました。
また、写真撮影がOKな展覧会は初めてでした。図禄では見えにくい細部を撮影できたのでよかったです。
星を1つ減らしたのは、混雑が・・・
ずっと並んで鑑賞という感じでした。イヤホンの解説を聞いている人のところで詰まってしまいなかなか進まず。。自分のペースで鑑賞できなかったのが残念でした。
人気の展覧会なので混雑は仕方ないとは思いますが、平日のすいてる時間帯に行くのをオススメします。
4.0
展示作品の数が多く大変見応えがありました。展示方法も趣向を凝らしており楽しめました。
同じ作者の同じ題材の作品を20年前、20年後で展示し、作品の変化を見比べる事のできる展示もよかったです。
星を1つ減らしたのは・・・全作品写真撮影可という事で、都度都度撮影されるので、後ろがつまってしまう。そこが残念でした。
しかし、全体としてはとても楽しめるものでした。
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